あるく

~山の恵みの備忘録~

2011-01-01から1年間の記事一覧

磐梯山・元気! 2011年7月23日

磐梯山頂に元気な子供達の歓声。 今日(7/23)は、磐梯山へ。 予報に曲りなりにも晴れマ~クが出たのは会津地方のみ。 でも予報に関係なく、あれこれ気が回らないときは、気が置けない山、 磐梯山です。 足は私に、歩けと促します。 私は足を尊敬しています。…

飯豊の心3[飯豊山/駒形山] 2011年7月16日

「その2」からの続きです。 夏色のカンバスに kumo が思うが侭、絵を描いて。 (御前坂) 御秘所の岩場から、本山を見上げます。 向きを変えて、御西~大日岳。 大日岳。・・・以心伝心です。 たくさんのエ~ルをもらって。 雪、語り。 なかなか、そっちへ…

飯豊の心2[飯豊山/駒形山] 2011年7月16日

「その1」からの続きです。 飯豊本山小屋でゆっくり食事。 管理人の高橋さんと四方山話。 それではと山頂へ向えば、径の傍らに、そっと、つましく、 イイデリンドウが。 この花に会うために、私はここまで来ました。 お花の清純。 ただ、大地の心を体して…

飯豊の心1[飯豊山/駒形山] 2011年7月16日

イイデリンドウが咲きました。 今日(7/16)は飯豊に。 イイデリンドウが咲いたよと、山の響(こえ)。 GW以来、境遇に圧されてか、このお山は遠く・・・。 不思議なものです。 ただ、この花に会いたくて、気持ちが一つに。 花は大地の心、・・・。 飯豊の…

玉の汗/磐梯山 2011年7月9日

ようやく貌を見せてくれた磐梯山本峰。(~櫛が峰から) 今日(7/9)は磐梯山。 夏の登山はツ・ラ・イ・・・。 流れる汗を拭いながら、ハァ、ハァ、ゼェ、ゼェ。 客観すれば、その姿、 お世辞にもカッコいいとはいえません。 顔はだらしなく、歩みはよたよた、…

ワタスゲくん/吾妻/谷地平 2011年7月2日

やわらかな風にそよぐワタスゲくん。 今日(7/2)は、吾妻。 ワタスゲに会いに谷地平へ行って来ました。 ワタスゲは、花自体に訴えるものはありませんが、 この花穂、白い綿毛のような実が変幻自在で愛らしい。 その様態はよく”茫漠”と形容されますが、同…

磐梯山/団欒 2011年6月18日

磐梯吾妻ホットラインクラブのみなさん 今日(6/18)は磐梯山へ。 「バンダイクワガタが咲いたよ~」との便り。 日曜日(6/19)に晴れマ~クが付いてワクワクしていたら、 昨日(6/17)の夜、 昨年まで磐梯山弘法清水小屋を切り盛りして来られた 猪苗代の吉田さん…

高柴山(&堂山王子)~二ツ箭山 2011年6月12日

今日(6/12)は、 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M) 及び 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 ツツジはハイシ~ズンを了えつつあり、 遅咲きの株も残り僅かとなりました。 訪れるハイカ~の方々の数もそれに比例して…

磐梯山/裏の光彩 2011年6月4日

今日(6/4)は磐梯山へ。 里山が三週続いてしまいました。 あの雪渓に遊ぼうかと、脳裡には過ぎるのですが、 ハ~トが揺らぎ、どうも定まりません。 そんなときは、やはりこの山、磐梯山でしょうか。 いつもの表から~に気持ちがイマイチです。 久し振りに…

高柴山(&堂山王子) 2011年5月28日

今日(5/28)は、 阿武隈高原中部県立自然公園「高柴山」(884M) 及び 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 このお山のハイシ~ズン到来。 どうも明日(5/29)の天気が今日より悪そうなので スイッチです。 天気が曇りで終始するの…

高柴山/『山開き』 2011年5月22日

今日(5/22)は、 阿武隈高原中部県立自然公園・「高柴山」(884M)、 及び、 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 山開きです。 大地震、大津波、原子力発電所の瓦解、放射性物質の飛散、 風評と、・・・暗鬱とした福島…

高柴山(&堂山王子)~日影山 2011年5月15日

今日(5/15)は 阿武隈高原中部県立自然公園「高柴山」(884M)、 及び、 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 ツツジの開花にはまだ早かったようで、残念ながら、 紅一色の山頂を愉しむことは叶いませんでしたが、 良い天気に恵ま…

飯豊に遊ぶ(3)[種蒔山/松ノ木尾根]2011年5月4日

「その2」からの続きです。 (『松ノ木尾根』を降ります) 疣岩山が近づいて来ました。 三国小屋に小休止。松ノ木尾根へと照準を合わせます。 埼玉からのご夫婦。お二人も剣ケ峰を嫌い、松ノ木尾根へ。 さて、三国小屋を離れ、下ります。遅れてお二人も出…

飯豊に遊ぶ(2)[種蒔山/松ノ木尾根]2011年5月4日

「その1」からの続きです。 そ~っと危うい雪に足を乗せて無事クリア~。 護摩壇が迫ります。 七森も水平位置に。 松ノ木尾根も目の高さに。 「ひえ~」、越し方を振り返って。 護摩壇の直下。 雪の斜面の勾配がちょっと酷なので、 護摩壇の緩斜面を攀じり…

飯豊に遊ぶ(1)[種蒔山/松ノ木尾根]2011年5月4日

今日(5/4)は飯豊へ。 冬の間、門が閉ざされる飯豊。 確りとした技量と、 周到な準備を斉えた者にのみ許される世界です。 何ヶ月もの間このお山に登れない、気の塞ぎ、 それを正しく表現する言葉が見つかりません。 春です。 GWは飯豊、いいでに見(まみ…

高柴山(&堂山王子)~蓬田岳 2011年4月29日

今日(4/29)は、 阿武隈高原中部県立自然公園・「高柴山」(884M) 及び、 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 まず、お知らせです。 私が見回りを受け持っている二つの山、日山と高柴山の 「山開き」について。 『日山』-4/6付で…

合戦場の桜を訪ねて。  2011年4月26日

今朝(4/26)、散歩にたてば、 家の前の桜が嬉しそうに咲いています。 この辺りがこの分なら、・・・ あの桜、 毎年気にかけているあの桜、『合戦場の桜』も 見頃でしょうか。 ~と、近場の特権で? ちょっとお隣、『合戦場の桜』へ。 おらげの桜とブランド桜…

安達太良山へ。 2011年4月24日

今日(4/24)は、安達太良山へ。 山へ向かうキモチが沸沸としません。 でも、行かないよりは行った方が断然良いと、 そう思って近場のお山へ。 滲む汗は放射線の消化酵素? お山の爽快は、 放射線によって毀たれた細胞の残骸を蔽って、 新しい細胞の誕生を促し…

滝桜、咲いて。  2011年4月21日

滝桜が咲きました。 まだ七分咲きほどでしょうか。でも充分。 周りの騒ぎをよそに、悠然です。今年は観桜料の徴収はなし。 訪れた人も、「客」としてではなく、素で対峙です。 桜の花びら一枚一枚は、「今年の空気はちょっとヒリヒリするなぁ~」 なんて囁き…

磐梯山へ。 2011年4月15日

今日(4/15)は磐梯山へ。 放射能はたくさんの「生活」を毀損し、 惨恨は其処彼処に。 胸を塞ぐ生活がもたらされ、 この有り様では「敗け」? 原子炉の廃炉を待たずに、 自らの心身が廃落でしょうか。 敗けたくない、敗けないぞ。 ~それがみんな誰しもの…

片曽根山へ。2011年4月10日

昔、道元禅師は山水を讃えて、曰く、 『而今の山水は古仏の道現成なり ともに法位に住して究尽の功徳を成ぜり 空劫以前の消息なるがゆえに而今の活計なり 朕兆未萌の自己なるがゆえに現成の透脱なり 山の諸功徳高広なるをもて 乗雲の道徳かならず山より通脱…

大地の心・・・

今年も、庭のイヌフグリが咲きました。 いつもの花が、いつものように、ただひとすじの気持ちで。 放射能シンドロ~ムとでもいうべきなのか? 何気ない花が、なにげなく咲くことに、おどろき、 そのことに、いつにもまして胸打たれます。 花は大地の、心。…

思うこと

ある本を読んでいたら、その中に、 アメリカの哲学者パースのこんな言葉が引用されていました。 『十九世紀を通じて、 経済の問題に大きな関心がはらわれてきたために、 欲ばり(greed)の有益な効果と、 やさしい気持ち(sentiment)の不幸な結果が、 誇張…

散歩は勇気?

無性に歩きたくなって、今朝(4/1)は散歩にでました。 比較的放射線量が少ない地域とは言え、つい日々の散歩も億劫に。 久し振りの散歩に、腐り気味だった足は大喜びです。 でも、常連さんの姿はなく、独り浮いて。 原発の事故が収束しません。 この負のスパ…

M9、そして原発/破綻のスパイラル。

3/11、東日本を襲った大地震、そしてそれによって引き起こされた大津波により落命を余儀なくされた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 このブログをご覧戴いている皆様には、きっとあのM9に敗けることなく、しっかと未来を見据えておられるこ…

二ツ箭山・春来たりつつ  2011年3月6日

春は来たりつつある 雪は降りつつある しかし春は来たりつつある 寒さは強くある しかし春は来たりつつある 春は来たりつつある 春は来たりつつある 雪の降るにもかかわらず 寒さの強きにもかかわらず 春は来たりつつある 慰めよ、苦しめる友よ なんじの患難…

安達太良山/雲光 2011年2月26日

今日(2/26)は安達太良山に。 毎朝の散歩で望めるこのお山。近しさの所為か?却って訪れる事が稀です。 先週、磐梯山を下りたとき、遠くから、やさしく輝って労ってくれたこの山。 何だか、『たまには顔出せよぉ~』と言ってるようでした。(笑) この頃は、…

磐梯山[東尾根]/清遊(2) 2011年2月19日

『 その1 』からの続きです。 磐梯山頂に別れを告げて、下ります。 びっしりと張り付いたエビノシッポ、 いや、咲き競う雪の華の饗宴と言った方がロウマンティック?ですね、 厳冬の造形に目を愉しませながら。 雪に溺れかけている岡部小屋の屋根が。 前回…

磐梯山[東尾根]/清遊(1) 2011年2月19日

今日(2/19)は磐梯山へ。 高気圧がご来遊の様子。 平地は兎も角、山の上の天気まで保障してはくれないでしょうが、 心は逸って、またぞろ、東尾根に。 やはりと言うべきか、お山の上の天気はすぐれず、 眺望を恣(ほしいまま)という訳には行きませんでしたが…

父子鷹in二ツ箭山

今日(2/13)は二ツ箭山です。 私の家の周りは結構な降雪に見舞われ、金曜/土曜はせっせと雪カキ。 山行は順延で?日曜日ということに。 さすがの南国いわきの地も、今回は雪に捕まりました。 けれどまぁ二ツ箭山なら10cmかそこらの積もりだろうと、 高を…