あるく

~山の恵みの備忘録~

鉄山/恵撫 2026年9月12日

遙か飯豊から、信実の響。

 

今日(9/12)は、安達太良、鉄山へ。

この頃は、すっかり「登山日和」が縁遠くなってしまいました。

予報では、土曜、日曜に、「曇り」ながら、好転の兆し。

秋晴れなど期待すべくもありませんが、そこは脳天気?(笑)

「てんくら」の「A」を信じることに。

 

さて、秋雨前線。予想天気図では土曜の方がより南下しており、即決。

早起きして、奥岳へ。どんより雨雲っぽい雰囲気・・・

雨雲レーダーで、西方から安達太良へ流れる小さなエコーを確認済み。

雨粒がちょっと当たりますが、無問題。いざ。(05:30)

~烏川に礼敬、通行の許しを請います。

 

 

泥濘の旧道を抜け、ホッ。「馬車道」は今や高規格林道。

 

 

路傍には・・・

 

秋の産声。

 

 

勢至平は近道をチョイス。さて、どれぐらい濡れるか・・・(笑)

 

 

ヤブではないですが、よけきれず、手足の左右が滴でしっとり。

 

 

矢筈森や・・・

 

 

鉄山の目迎に与かります。

 

 

また雨粒、少し風も。雨衣を上だけ着用。

 

 

峰ノ辻着。

 

 

振り返ると、阿武隈のみんなが勢ぞろい。エ~ルに浴します。

 

 

安達太良本峰には寄らずとも・・・。

 

 

雨粒は気にならない程度。矢筈の激に応えて・・・

 

 

えっちらおっちら。

 

 

ふ~、見参、沼ノ平。大地の懊悩に合せられます。

 

さて、思案。

初め、船明神山でのんびりするつもりでしたが、その上には濃いめの雨雲。

どうも、より明るめな鉄山の方が良さそうです。

 

居合わせた方にお願いして、パチリ。感謝。

 

 

矢筈森へ上ると、雨粒は失せ・・・

 

 

目指すは、鉄山。

 

 

迫る、城砦?

 

 

のっしのっしと歩を繋げば、何のその。

 

 

少し巻いて景色をたのしみ・・・

 

ふ~、鉄山を頂きました。

 

岩塊の先っぽに起って、眺覧、周覧。

 

 

安達太良の大地の、今日の、この日の・・・

 

 

恵みに浴します。

 

 

磐梯山や・・・

 

 

飯豊、吾妻が居並ぶさまは、むしょうに歩いた、何よりのご褒美。

 

ハァハァゼェゼェ、上りが、どんなに苦しくとも、

天辺に起てば、みんな、みたされ、おだやかな気持になるのは何故?

世界には、「血に飢えた」指導者の数多が、跳梁跋扈。

トランプさん、プーチンさん、ネタニヤフさん、・・・

みなさん、どうぞ、山の天辺に起ってこの平安をうけてほしい。

世界を狂わす傲慢を、「懺悔、懺悔、六根清浄」の唱和にかえてほしい。

 

 

「いつの日に

にんげんは天の使のようになるのか

いったいその日があるのか」

(八木重吉)

 

 

 

今日、来て、良かった。しみじみと。

 

 

天を仰げば、まなざし。・・・

 

 

~"Grace be with you".

 

 

居合わせた方にお願いし、またパチリ。

 

 

磐梯山と、あれやこれや?語らいます。

 

いい時間を過ごせました。感謝。

還るとしましょう。往路を復します。

 

矢筈森へと喘ぎ・・・

 

 

ありがとう、鉄山。

 

 

沼ノ平や・・・

 

 

飯豊に、礼敬、拝辞。

 

 

今日は寄りません、悪しからず。

 

 

後は、すたこら。

 

 

リンドウの、あたたかなねぎらいエ~ルに与かって・・・

 

無事の下山、

恵撫の山路に、

感謝、感謝、感謝。

 

fin

 

高柴山/明淑 2026年9月6日

耳澄ませば、マツムシソウの頌歌。

 

 

今日は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884m)、

及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

この頃は、天気が安定せず、線状降水帯も珍しくなくなっています。

「レベル5特別警報」などという言葉も、

本来、「特別」、空前の、未曾有の事態を指すのだと、

そう思っていたし、そう思いたかったのですが、

こう頻繫に耳にすると、慣れっこになってしまいそうで、怖い。

そしてそれが「絶後」となる保証もないのですから。・・・

大勢の方々が「今までに経験した事がない」災禍に苦しんでおられます。

どうぞ、まけないで。

 

 

先ずは、堂山王子神社。

枯損木等の伐採工事に入っており、今月いっぱい『立入禁止』です。

日曜で休工の様子。~携帯で神社の方に許しを頂き、境内へ。

巨木もあり、難しい作業。工事のご無事を祈り上げます。

 

 

堂山王子神社から、高柴山門沢登山口へ。

この手前に棚田があり、最近まで、小さく作付がなされてましたが・・・

もう耕作の手が入らなくなってしまい、草木が茫々となってしまいました。

「農」道としての役目が失せた道の周りも手が入らなくなり、伸び放題。

ちょっと車体に気をつかう人なら、あとずさりするにちがいありません。

どんなに「農」のおかげをこうむって来たか、あらためて、感謝。

ついでに、私は「耕作放棄地」という言葉が嫌いです。

農に生きた方々への敬意がこもった、あたたかな表現はないものか?

「耕作閉場地」、「閉耕地」、「閉農地」・・・思いつくままに。

 

さて、まぁまぁの?ヤブです。いざ。

 

 

大したことは出来ませんが、鎌を持参。

 

これで、被さってくるヤツは・・・

 

バッサバッサと、斬り捨て御免?(笑)

 

 

木陰に入ると、ホッ。

 

 

昨年の道刈りがまだ効いています。

 

 

のっしのっし、心肺をととのえながら。

 

 

山頂部になると、ヤブが手ごわい。

 

 

ススキを押しわけ、やっとの「三ツ石」(水石)。阿武隈がひらけます。

 

 

避難小屋を廻り、展望台へ。

 

 

上って、眺覧、周覧。

 

 

阿武隈の暢懐に合せられます。

 

 

日山と大滝根山が雲陰、雲裏。雲の生成は1,000m辺りが境目かな?

 

 

雨にならなくて、良かった。

 

 

雲を透して、まなざし。~"Grace be with you".

 

 

もくもくと雲のように・・・

 

 

ものを想いたい。

 

 

さて、もう半分、見回ります。

 

 

この山の、9月の楽しみと言えば・・・

 

 

そう、マツムシソウです!

 

 

今年も、りっぱな『共和国』を生して、迎えてくれました。

 

 

会えた瞬間に世界が明るむのは・・・

 

 

花が、その使命をもって生まれて来たから。

 

 

花は歓びを頌います、頌わずにいられないから。

 

 

花は咲いて本懐、ひとすじの気持ち。

 

 

見るものと見られるものとがともに救済されます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々に災禍がある、悲痛がある。

 

 

生命は取り去られるけれど・・・

 

 

神は愛なり、神は愛なりと、頌っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい時間を過ごせました。感謝。

そろそろ還るとしましょう。

 

あら、ヤマツツジが一輪。~咲いて、おめでとう!

 

 

「三ツ石」(水石)で、阿武隈に礼敬、拝辞。

 

 

すると、目の前に舞う、アサギマダラ。

じっと見つめていたら、やっと、とまってくれました。

 

 

「この世では旅人、寄留の身」。

 

 

風天の寅さんの、深甚のねぎらいエ~ルに与かって・・・

 

無事の下山、

明淑の山路に、

感謝、感謝。

 

fin