あるく

~山の恵みの備忘録~

鎌倉岳/静嘉 2024年3月10日

鎌倉岳が招きます。

 

 

今日(3/10)は、鎌倉岳へ。

この頃は、結構な降雪が二度あって、ユギハギに疲労困憊でした。

とけて流れりゃ、ただの水なのですが・・・。

そろそろかなぁと考えていた山は、雪でアプローチに難。で、ボツ。

曇り予報なれど空合いはまずまずなので、ご近所さんへ。

(移ヶ岳は車で瑞峰平へ上れるイメージがわかず、自重/自粛?)

 

 

田村市常葉町は山根なる萩平へ。

林道を危ぶみましたが、勾配はキツくなく、FFで何とか分岐まで。

 

少し上ると、伐採地。山頂がチョコンと。

~その激に応えます。

 

忙しそうな雲さん。

 

中腹で鰍からの道を合せると・・・

 

石切場跡。段々と雪が深さを増します。

 

ここからが、正念場。

 

萩平からは昨日の方のトレースに援けられましたが、

さらに本日は鰍から複数人先行して居られる様で、有難い。

 

南面で締まりがはやいとは言え・・・

 

トレースがないと負荷は倍加します。

 

えっちらおっちら?

 

トレースをなぞります。

 

まだまだ。

 

山頂に鼓舞されて・・・

 

ハァハァゼェゼェ?

 

肩に乗って?もうひと踏ん張り。

 

小塚からの径を合せます。

 

ここを回り込み・・・

 

最後の関門を突破して・・・

 

ふ~、鎌倉岳を頂きました。

 

礼敬し、しばし、眺覧、周覧。

 

阿武隈の暢然に浴します。

桧山、大滝根山、・・・

 

大滝根山と高柴の衆。

 

高柴の衆と片曽根山、田村市船引の市街。

 

そして、移ヶ岳。

 

麓山、日山、龍子山。~ん?北方に雪雲。

 

いいタイミングで此処に起てた様です。感謝。

 

 

片曽根山に雍れて、船引の市街。

ここにもたくさんの存在と生活とがあり、想いとがある。

例えばこの街に、ある日、ミサイルが飛んできたと想像してみる、

この町が突然、戦車に蹂躙されたと想像してみる・・・。

ガザといい、ウクライナといい、そこには阿鼻叫喚、

世界には、悲しい哉、想像ではない、厳とした現実がある。

狂ってるとしか言い様のない親玉たち、

かなうなら、山に上って、天然の響に耳澄ませよ、天を仰げよ・・・

そう希うのは、私だけじゃないはず。

 

「然うだ」と・・・お山が肯います。

 

 

みんなの祈りは、"Grace be with you"。

 

いい時間を過ごせました。感謝。

雪雲がこちらへ寄せて来ます。長居は無用、拝辞。

 

上りは兎も角、下りが難儀かな。

 

すっ転んでケガなんて・・・

 

でも、基本、雪があると歩きやすい。

 

 

 

すたこらとはいかないまでも・・・

 

雪の精と語らいながら・・・

 

のっそのっそ?

 

お山のねぎらい、エ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

静嘉の山路に

感謝、感謝。

 

fin