天辺では、月天子がやさしく迎えてくれました。
今日(9/27)は、移ヶ岳へ。
朝、散歩に出たら、移ヶ岳が際(きわ)やか。
朝方、雲が生まれ、山頂部はかくれがちなのですが、今日は大丈夫?
まぁ、ガスられてもいいやと、散歩を中断。車で瑞峰平へ。
やっぱり、山がいいんだない。(笑)
石切場分岐まで、そそくさ。
山頂は、直ぐ其処。
移ヶ岳を、頂きました。
雲がわきはじめ、間一髪。朝日の祝福。
日山、鎌倉岳、大滝根山はかくれてしまいましたが・・・
高柴の衆、片曽根山はセーフ。
船引の市街が、溌剌と朝日に応えます。
こうして、とにもかくにも、山に遊んで、天の声に耳を清ませる・・・
それが許されてあるのは、しあわせなこと。ありがたいなぁ。
いまの私は、言ってみれば、
肩に食い入る荷を担いで、険難の大嵓尾根にあえいでいる・・・
~そんな感じかな。
耐えられないような重さじゃないけど、難儀。絶妙な重さだ。
足の置き場につつしみながら、荷に敬して、歩一歩。
つらい、でも、たのしい。
このうれしさは、どんな言葉なら言い表せるだろう。
もがきながらも、お山に確と雍れているという、心丈夫がある。
ただ、感謝のみ。
「ありがとう」、月天子。
雲がわき、統べられて、もう視界はとれなくなりました。
帰るとしましょう。
おや?ダイモンジソウ。この山で遇えるとは。
咲いててくれて、ありがとう。
後は、すたこら。
路傍の花と言葉を交わしながら。
陽精のエ~ルに与って・・・
無事の下山、
清閑の山路に
感謝、感謝。
fin