鎌倉岳に起てば、移ヶ岳のエ~ル。
今日(2/25)は、移ヶ岳と鎌倉岳へ。
中・浜通り、広域で曇り予報。午後から崩れるそうな。
散歩で空合いを拝ませて頂くと、下層の雲はなさそう。
なら、それなりの?眺望には恵まれそうです。
遠出はせず、いつも目に入って気安いお山に、いざ。
近いので、二山とします。
先ずは、移ヶ岳。
FF車につき瑞峰平までの道を危ぶみましたが、無事にクリア。
モノトーンの登山道にハァハァゼェゼェ?いつの間にか、石切場分岐。
・・・青空が欲しい。
さてさて、正念場。
頂稜にのると、山守りのアラン君。礼敬して・・・
山頂へ。
ふ~、移ヶ岳を頂きました。
曇り空とは言え、それなりに遠望。甲斐はありました。
しばし、眺覧、周覧。
みんなの頌に・・・
耳澄ませます。
さほど風はなく、穏やか。
雪の華は、大合唱団?
奥羽の稜線は模糊として、山座同定はかないませんが、かろうじて、二岐山。
呼ばれているのかな?・・・(笑)
いつもの高柴山。黒石山、鞍掛山とは仲良し兄弟。
ツンと尖って、鎌倉岳。独特の風貌、独特の思想。
これから、そちらへ行きますよ。
小回りして、下ります。
陽精の鄭重なるご挨拶に応えて。
ロープ場をトラバースすれば、山頂岩塊。
片曽根山や船引の市街を見下ろすのに、いいポイントです。
片曽根山と田村市船引の市街。
たくさんの生活があり、想いがある。
後は、すたこら・・・
次なる山へ。
つづけて、鎌倉岳。
移ヶ岳から鎌倉岳へは、直線距離で7㎞ぐらい?
勇躍ヤブを漕ぎ、殿上山を越えて猛進するのも一興ですが、
文明人の性(さが)? 車でぐる~っと遠回り、山根なる萩平へ。
ちょいと飲み食いして、いざ。
少し上って伐採地、山頂の激に与ります。
鰍からの径を合わせると、石切場跡。
そこからが、正念場。
気の抜けぬ一投足。
上って・・・
上って・・・
山頂直下。小塚からの径を合せます。
梢は氷づけの標本のよう。
ようよう、鎌倉岳を頂きました。
阿武隈の暢然に合せられます。
石祠に礼敬。
しばし、眺覧、周覧。
移ヶ岳からは視認できた大滝根山頂が、すでに雲陰、雲裏。
この山頂にも、時折り薄っすらとガスがわいては消え・・・。
間に合ったと言うべきかな?ありがたいことです。
移ヶ岳からとはまた違った風情、ちがった感興。
安達太良が見えると端役にされてしまいますが、今日は主役、移ヶ岳。
段々とうすらいでゆく、日山、そして龍子山。
あらためて、高柴の衆。
風趣を変えて、船引の市街、片曽根山。
山はいいな、山に上るのはいい。
山は、いっさい、悪口なんていわないし、批判したりもしない。
ただ、のぼる者の、その汗に応じて、その徳を養ってくれている。
こんな清白の径ならなおさらだ。
ただ、信頼という、その希みを、その崇さを、
言葉にしたくて、うずうずしている。
そんな山にちゃんと応答する人間になれますように。
それが、みんなのおもい。
さて、いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。
こけない様に?
後は・・・
すたこら。
お山のねぎらい、エ~ルに与って・・・
無事の下山、
閑清の山路に
感謝、感謝。
fin