今日(8/15)は、移ヶ岳と鎌倉岳へ。
やはり、お盆ともなると、あれやこれや。で、ちょいと日延べ。
台風由来の湿気で、いずれかの時間帯、雨天は必至の様相です。
可成遠出をすれば避けられそうですが~止めておきます。
朝食を済ませ、移ヶ岳は瑞峰平へ。~先客がおられる様です。
光輝溢れる道に客となって、てくてく。
噴き出る汗。
石切場分岐。左へターンして・・・
山頂へ。
山守りのアラン君に礼敬すれば・・・
山頂は、すぐそこ。
ふ~、移ヶ岳を頂きました。ハァ~、アヅイ。
しばし、眺覧、周覧。
モワァ~っと、うだります。
でも、天上には、まなざし。"Grace be with you".
お盆は、亡き魂をお迎えして供養するという、ありうべき、美しい習慣です。
それが、奇しくも第二次大戦の「敗戦」という記念の日に重なっています。
「なげけるか いかれるか はたもだせるか きけはてしなきわだつみのこえ」
とは、戦没した学徒兵が遺書に認めた衷懐、その切々。
亡くなった方々は生きています、私たちの中で生きようと欲しています、
私たちの生を通して、その願いがゆたかに結ばれるようにと・・・。
彼らが何を願い、欲していたか、それを問うことを透して、
ひとは、生命をおつくりになった方へとつながる、そう信じています。
だから、天上には、まなざし。応答せよと。
陽精が頌って、肯います。
さて、今日は、もうひと山、鎌倉岳へと続けたいのですが、
何とも、湿気が朦朦。予報では、雨に捕まりそう・・・
それでも、「行け」とアゲハ君。
トンボ君の激にも与りました。
(片曽根山に擁られて、田村市船引の市街)
花々のエ~ルがうれしい・・・
アラン君に拝辞。
後は、すたこら。
木々の精と語らいながら。・・・
移ヶ岳、無事下山。
瑞峰平から、鎌倉岳の登山口、萩平へ移動。
林道側に車を置かせて頂き、いざ。
ホトトギスの鄭重なる迎候に与ります。
そして、たくさんのキツネノカミソリも。
親しく語らいながらの、歩一歩。
ひと登りして分岐につく頃には、雲陰。雨につかまりました。
仕方ありません? 傘をさして~♪"singin' in the rain"♪.
~とは粋がりましたが、危ない、アブナイ。
でも、どうにか、鎌倉岳を頂きました。
祠に礼敬。
辺りは小雨。本降りの域は通り過ぎた様です。
ひと息入れて、眺覧、周覧。
雲がおりなす幽玄の世界もいいものです。
あと30分かそこらで視界がひらけそうでもありますが・・・
帰るとしましょう。
雨で滑りやすくなってます。慎重に。
いい時間に、感謝。
後は、すたこら?
木々の精と語らいながら。
キツネノカミソリの目送に与って・・・
無事の下山、
懐擁の山路に
感謝、感謝。
fin