今日(8/6)は、 阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M) を見回ります。
暑いことを言い表すのにも、
酷暑、極暑、猛暑、大暑、炎暑、炎熱、暑熱、酷熱、極熱、苦熱・・・
~と、たくさんあって、わが母国語の豊かさに?げんなりしてしまいます。(笑)
この頃の暑さには、どんな言葉を当てればよいのやら。
私が住む町は福島県中通り。同じ中通り県北では、ついに気温40℃の町が。
先週の標高1,835mで涼しくないのですから、1,057mでは推して知るべし?
朝から不快指数MAX、元気がいいのはアブ君だけ(!)。さてさて・・・
田村市船引町は上移なる、平地区公民館前に車を置かせて頂いて、てくてく。
タバコ畑は夏真っ盛り・・・。
移登山口へ。新しい標識が欲しいですね。
覚悟はしてきましたが・・・既に、汗でぐしょぐしょ。
チクリチクリのアブ共にイラつきます?。
伐採地。安達太良、吾妻は、もやって視認かなわず。
あ~、風がちょこっと。ありがたい。
移分岐。茂原からの道を合わせます。
後は木陰。ほんのり風がわたり、先週の旭岳よりいい感じです。
ホトトギスの鄭重なる目迎。
この緑陰のプロムナードが、この山の面目かな?
でも、汗はお構いなし。
うだる日は、ビスタ~リ、ゆっくり、ゆっくり。
ふ~、日山を頂きました。汗だく。
山頂広場には、いやはや、わんさか、ギボウシが咲き溢れます。
ここまでの道端でも、ギボウシが花どき、飛切りの溌剌で迎えてくれました。
大合唱団?
「静かな人」、「落ち着き」、また「沈黙」、「沈静」とか。
「むなしいことばをいうな
もしもそうしていたがために
おまえの肺がよわるというなら
さざん花のしろい花にむかってうたっておりなさい
おまえのにくたいとおまえのことばを
すべてうつくしいひとつのながれとしなさい
もしもひくいすがたのじぶんになっておるなら
たえがたくともだまっていなさい
みずからがひかるまでまっていなさい」
(八木重吉)
かくあれかしと・・・。
展望台に上がって、ひと息。眺覧、周覧。
ん~、いい風です。ここで飲み食いすることに。
降りて、一帯を見回ります。
原発事故以来、時間が止まっている。
展望岩へ。
耳澄ませば、あぶくまの響。
みんな暑さをこらえてます。
広場へ戻ると・・・
アゲハ君たちが愉しそうに輪舞、円舞。
見てる私まで、たのしくなる。
すると、お一人来頂。川俣町の指導員の方でした。
しばし、歓談、四方山話。
天上には、まなざし。"Grace be with you".
一帯に、異状のあるなく、安堵。
いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。
すると、アサギマダラ君が。いやさ、風天の寅さんかな?
3頭ほど確認しましたが、落ち着きがなく?カメラに収まってくれません。
やっと、パチリ。
旅する友よ。翔ぶことがあなたの頌歌、とおといいのち。つながってるよ。
後は、すたこら。
木々と語らい・・・
アブとケンカしながら。(笑)
移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って・・・
無事の下山、
暑安の山路に
感謝、感謝。
fin