あるく

~山の恵みの備忘録~

日山/暑安 2023年8月6日

今日(8/6)は、 阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M) を見回ります。

暑いことを言い表すのにも、

酷暑、極暑、猛暑、大暑、炎暑、炎熱、暑熱、酷熱、極熱、苦熱・・・

~と、たくさんあって、わが母国語の豊かさに?げんなりしてしまいます。(笑)

この頃の暑さには、どんな言葉を当てればよいのやら。

私が住む町は福島県中通り。同じ中通り県北では、ついに気温40℃の町が。

先週の標高1,835mで涼しくないのですから、1,057mでは推して知るべし?

朝から不快指数MAX、元気がいいのはアブ君だけ(!)。さてさて・・・

 

 

田村市船引町は上移なる、平地区公民館前に車を置かせて頂いて、てくてく。

タバコ畑は夏真っ盛り・・・。

 

移登山口へ。新しい標識が欲しいですね。

 

覚悟はしてきましたが・・・既に、汗でぐしょぐしょ。

チクリチクリのアブ共にイラつきます?。

 

伐採地。安達太良、吾妻は、もやって視認かなわず。

あ~、風がちょこっと。ありがたい。

 

移分岐。茂原からの道を合わせます。

 

後は木陰。ほんのり風がわたり、先週の旭岳よりいい感じです。

 

ホトトギスの鄭重なる目迎。

 

この緑陰のプロムナードが、この山の面目かな?

 

でも、汗はお構いなし。

うだる日は、ビスタ~リ、ゆっくり、ゆっくり。

 

ふ~、日山を頂きました。汗だく。

 

山頂広場には、いやはや、わんさか、ギボウシが咲き溢れます。

ここまでの道端でも、ギボウシが花どき、飛切りの溌剌で迎えてくれました。

大合唱団?

 

ギボウシ花言葉は、

「静かな人」、「落ち着き」、また「沈黙」、「沈静」とか。

 

「むなしいことばをいうな

もしもそうしていたがために

おまえの肺がよわるというなら

さざん花のしろい花にむかってうたっておりなさい

おまえのにくたいとおまえのことばを

すべてうつくしいひとつのながれとしなさい

もしもひくいすがたのじぶんになっておるなら

たえがたくともだまっていなさい

みずからがひかるまでまっていなさい」

八木重吉

 

かくあれかしと・・・。

 

展望台に上がって、ひと息。眺覧、周覧。

ん~、いい風です。ここで飲み食いすることに。

 

 

 

降りて、一帯を見回ります。

 

原発事故以来、時間が止まっている。

 

展望岩へ。

 

耳澄ませば、あぶくまの響。

 

 

 

みんな暑さをこらえてます。

 

広場へ戻ると・・・

 

アゲハ君たちが愉しそうに輪舞、円舞。

見てる私まで、たのしくなる。

 

 

すると、お一人来頂。川俣町の指導員の方でした。

しばし、歓談、四方山話。

 

 

天上には、まなざし。"Grace be with you".


一帯に、異状のあるなく、安堵。

いい時間を過ごせました。感謝。

帰るとしましょう。

 

 

すると、アサギマダラ君が。いやさ、風天の寅さんかな?

3頭ほど確認しましたが、落ち着きがなく?カメラに収まってくれません。

やっと、パチリ。

旅する友よ。翔ぶことがあなたの頌歌、とおといいのち。つながってるよ。

 

 

後は、すたこら。

 

木々と語らい・・・

 

アブとケンカしながら。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

暑安の山路に

感謝、感謝。

 

fin