今日(5/15)は、
阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。
前回の宿題、支障木の処理があるので、ノコギリ持参。
それなりに中太のものが2本、手におえるはず?・・・(笑)
いつもの上移は平地区公民館前に駐車させて頂き、登山口へ。
振り返れば、移ヶ岳のエ~ル。
移登山口。杉林の鬱蒼の中へ。
基本曇り空なのですが、時折、陽射し。
支障木、まず1本目。手強い?(笑)
何とか伐れました。・・・後は、よせて、のけて。
ん~、新緑が心地良い。
さて、移分岐手前で、支障木2本目。
これも何とか・・・。同様に、よせて、のけて。
移分岐着。茂原からの路を合せます。
クジラの背の様な稜線をのたりのたり。
ヤマツツジが路を彩ります。
天王平。倒れてなお、緑葉が生命を頌います。
山頂、間近。
ヤマツツジの歓呼に与って・・・
日山を頂きました。一帯を見回ります。
霜により、蕾を落としたものが見受けられます。でも、なんの何の。
咲く、ひとすじの気持ちが胸を打ちます。
葛尾への路は『立入禁止』。原発事故は終わっていません。
展望岩へ。
たたずめば、あぶくまの暢達に合せられます。
母と、従兄と、この頃は、葬儀が続きました。
「死者のための祭儀は美しい習慣である」
とは、アランの言葉。続けて―
「ほら、よく見たまえ、よく聴きたまえ。
死者たちは生きようと欲しているのだ。
君のなかで生きようと欲しているのだ。
君の生を通して、自分の欲したものがゆたかに展開されることを
望んでいるのである。
かくして、
墓地はわれわれを生へと送り返してくれる・・・」。
「死者」は死んでいません、私の中で、天上で、厳然と生きています。
彼等が何を欲していたか、それを問うことを透して、
わたしは、生命をお造りになった方のお心に合せられるのです・・・。
空や、雲や、山からは、慰撫。
さて、展望台へ。
上がって、眺覧、周覧。
ハイカーのみなさんの団欒。
降りて、いつもの場処で昼餉とします。
一帯に異状のあるなく、安堵。
帰るとしましょう。
ヤマツツジの目送に与って・・・
後は、すたこら。
樹々と語らいながら。
登山口へもどると、移ヶ岳のねぎらいエ~ル。
タンポポは、その最期を風に委ねます。
無事の下山、
仁和の山路に
感謝。
fin