あるく

~山の恵みの備忘録~

日山/仁和 2022年5月15日

今日(5/15)は、

阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。

 

前回の宿題、支障木の処理があるので、ノコギリ持参。

それなりに中太のものが2本、手におえるはず?・・・(笑)

 

 

いつもの上移は平地区公民館前に駐車させて頂き、登山口へ。

振り返れば、移ヶ岳のエ~ル。

 

 

移登山口。杉林の鬱蒼の中へ。

 

 

基本曇り空なのですが、時折、陽射し。

 

 

支障木、まず1本目。手強い?(笑)

何とか伐れました。・・・後は、よせて、のけて。

 

 

ん~、新緑が心地良い。

 

 

さて、移分岐手前で、支障木2本目。

これも何とか・・・。同様に、よせて、のけて。

 

 

移分岐着。茂原からの路を合せます。

 

 

クジラの背の様な稜線をのたりのたり。

 

 

ヤマツツジが路を彩ります。

 

 

王平。倒れてなお、緑葉が生命を頌います。

 

 

山頂、間近。

 

 

ヤマツツジの歓呼に与って・・・

 

 

日山を頂きました。一帯を見回ります。

 

霜により、蕾を落としたものが見受けられます。でも、なんの何の。

 

咲く、ひとすじの気持ちが胸を打ちます。

 

 

 

 

 

 

葛尾への路は『立入禁止』。原発事故は終わっていません。

 

 

展望岩へ。

 

 

たたずめば、あぶくまの暢達に合せられます。

 

 

母と、従兄と、この頃は、葬儀が続きました。

「死者のための祭儀は美しい習慣である」

とは、アランの言葉。続けて―

「ほら、よく見たまえ、よく聴きたまえ。

死者たちは生きようと欲しているのだ。

君のなかで生きようと欲しているのだ。

君の生を通して、自分の欲したものがゆたかに展開されることを

望んでいるのである。

かくして、

墓地はわれわれを生へと送り返してくれる・・・」。

 

「死者」は死んでいません、私の中で、天上で、厳然と生きています。

彼等が何を欲していたか、それを問うことを透して、

わたしは、生命をお造りになった方のお心に合せられるのです・・・。

 

 

 

 

空や、雲や、山からは、慰撫。

 

 

さて、展望台へ。

 

 

上がって、眺覧、周覧。

 

 

イカーのみなさんの団欒。

 

 

 

 

 

降りて、いつもの場処で昼餉とします。

 

 

 

一帯に異状のあるなく、安堵。

帰るとしましょう。

 

ヤマツツジの目送に与って・・・

 

 

 

 

後は、すたこら。

 

 

樹々と語らいながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山口へもどると、移ヶ岳のねぎらいエ~ル。

 

 

タンポポは、その最期を風に委ねます。

 

無事の下山、

仁和の山路に

感謝。

 

fin