今日(10/3)は、阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。
この頃は、台風の直撃がなくなり、ホッと胸をなでおろしました。
一昨年の19号による被災が記憶に新しく、過敏になってしまっています。
19都道府県対象の『緊急事態宣言』と、8県の『まん延防止等重点措置』が、
先月末を以て全面解除の運びに。一歩前進?まずは喜ばしいこと。
「感染対策と日常生活を両立させる政策を展開していきたい」とは、会見談話。
でも、病院の「面会謝絶」の措置は依然として続いたままです。
ん~、手探りの「ウィズコロナ」・・・まだまだということなのでしょう。
何とも気が晴れませんが? とにもかくにも、山です。山。(笑)
山に歩けば、心はととのえられます。
いつもの上移は平地区公民館前駐車場に車を置かせて頂き、いざ。
移ヶ岳の激を受け、農道をてくてく。
登山口。杉林の鬱蒼へと。
抜けると、陽が射し、足取りも軽く。
樹々の精霊たちと言葉を交わしながら。
移分岐。茂原からの径を合せます。
ペースを間違えたかな?汗がかなり。~水分補給。
先には、二本松市の同任watanabeさん。さらには、takamotoさんの姿が。
今日は茂原、田沢地区のみなさんによる下草刈りの日。ご苦労様です。
日山らしく、のたりのたり。
天王平は、ヤブとの合戦?の最中。
背丈をこえるススキを刈り倒すのは、力業。みなさんを労い、感謝しつつ・・・
先へ。
山頂は、間近。
社の前は、心を込めて、丁寧に。
山頂広場に到着。大勢の方が、休憩中。
先に一帯を見回ります。3.11以来、葛尾、岩下への径は閉ざされたまま。
展望岩。
あぶくまが、展けます。
手前から、龍子山、鎌倉岳、大滝根山。
どっしりと、移ヶ岳。
山頂広場に戻ると、田沢の衆が散会のご様子。お疲れ様でございました。
展望台へ。
周覧、眺覧のひと時。
いつもの社の前に移り、昼餉とします。
一帯に異状のあるなく、安堵。
帰るとしましょう。
紅葉は、未だし。
まだまだ初々しい?色合いが心を洗います。
むか~し、昔、独逸語を学んだ記憶があるにはあるのですが、
もうすっかり、脳は衰え果ててしまって・・・(笑)
担当は俊才の生松敬三先生、怠け者にはもったいないことこの上なしでした。
英語とは違う独特のリズム、響きがあって、ちょっとだけ、愉しかった。
別な機会に、ある本の中で、
"Haben Sie viel Liebe und Gedult !"
という言葉に触れました。口ずさんでみると、
何か懐かしさにも似たふしぎな感情がこみ上げてくるのを覚えます。
意味は、「たくさんの愛と忍耐をお持ちなさい」。
このことばの重さがわかる歳になったんだなぁ・・・。
"Haben Sie viel Liebe und Gedult !"
樹々の精霊たちも、このことばを口ずさんでくれました。
樹々のみどりとの・・・
その語らいを、たのしみながら。
すたこら。
移分岐。左へ折れます。
トンボ君や、・・・
道辺のタンポポ・・・
そして、移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って、・・・
無事の下山、
和恵の山路に
感謝、感謝。
fin