あるく

~山の恵みの備忘録~

日山/和恵 2021年10月3日

 

今日(10/3)は、阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。

この頃は、台風の直撃がなくなり、ホッと胸をなでおろしました。

一昨年の19号による被災が記憶に新しく、過敏になってしまっています。

19都道府県対象の『緊急事態宣言』と、8県の『まん延防止等重点措置』が、

先月末を以て全面解除の運びに。一歩前進?まずは喜ばしいこと。

「感染対策と日常生活を両立させる政策を展開していきたい」とは、会見談話。

でも、病院の「面会謝絶」の措置は依然として続いたままです。

ん~、手探りの「ウィズコロナ」・・・まだまだということなのでしょう。

何とも気が晴れませんが? とにもかくにも、山です。山。(笑)

山に歩けば、心はととのえられます。

 

 

いつもの上移は平地区公民館前駐車場に車を置かせて頂き、いざ。

f:id:bot-naz1:20211003153043j:plain

 

 

移ヶ岳の激を受け、農道をてくてく。

f:id:bot-naz1:20211003153101j:plain

 

 

登山口。杉林の鬱蒼へと。

f:id:bot-naz1:20211003153316j:plain

 

 

抜けると、陽が射し、足取りも軽く。

f:id:bot-naz1:20211003153127j:plain

 

 

樹々の精霊たちと言葉を交わしながら。

f:id:bot-naz1:20211003153151j:plain

 

 

移分岐。茂原からの径を合せます。

ペースを間違えたかな?汗がかなり。~水分補給。

f:id:bot-naz1:20211003153350j:plain

 

 

先には、二本松市の同任watanabeさん。さらには、takamotoさんの姿が。

今日は茂原、田沢地区のみなさんによる下草刈りの日。ご苦労様です。

f:id:bot-naz1:20211003153410j:plain

 

 

日山らしく、のたりのたり。

f:id:bot-naz1:20211003153432j:plain

 

 

王平は、ヤブとの合戦?の最中。

f:id:bot-naz1:20211003153453j:plain

 

 

背丈をこえるススキを刈り倒すのは、力業。みなさんを労い、感謝しつつ・・・

f:id:bot-naz1:20211003153512j:plain

 

 

先へ。

f:id:bot-naz1:20211003153532j:plain

 

 

山頂は、間近。

f:id:bot-naz1:20211003153551j:plain

 

 

社の前は、心を込めて、丁寧に。

f:id:bot-naz1:20211003153609j:plain

 

 

山頂広場に到着。大勢の方が、休憩中。

f:id:bot-naz1:20211003153627j:plain

 

 

先に一帯を見回ります。3.11以来、葛尾、岩下への径は閉ざされたまま。

f:id:bot-naz1:20211003153646j:plain

 

 

展望岩。

f:id:bot-naz1:20211003153706j:plain

 

 

あぶくまが、展けます。

f:id:bot-naz1:20211003153727j:plain

 

 

 

f:id:bot-naz1:20211003153748j:plain

 

 

手前から、龍子山、鎌倉岳、大滝根山

f:id:bot-naz1:20211003153807j:plain

 

 

どっしりと、移ヶ岳。

f:id:bot-naz1:20211003153824j:plain

 

 

山頂広場に戻ると、田沢の衆が散会のご様子。お疲れ様でございました。

f:id:bot-naz1:20211003153843j:plain

 

 

展望台へ。

 

f:id:bot-naz1:20211003153900j:plain

 

 

周覧、眺覧のひと時。

f:id:bot-naz1:20211003153918j:plain

 

 

 

f:id:bot-naz1:20211003153937j:plain

 

 

いつもの社の前に移り、昼餉とします。

f:id:bot-naz1:20211003153954j:plain

 

一帯に異状のあるなく、安堵。

 

帰るとしましょう。

f:id:bot-naz1:20211003154014j:plain

 

 

紅葉は、未だし。

まだまだ初々しい?色合いが心を洗います。

f:id:bot-naz1:20211003154036j:plain

 

 

むか~し、昔、独逸語を学んだ記憶があるにはあるのですが、

もうすっかり、脳は衰え果ててしまって・・・(笑)

担当は俊才の生松敬三先生、怠け者にはもったいないことこの上なしでした。

英語とは違う独特のリズム、響きがあって、ちょっとだけ、愉しかった。

 

別な機会に、ある本の中で、

"Haben Sie viel Liebe und Gedult !"

という言葉に触れました。口ずさんでみると、

何か懐かしさにも似たふしぎな感情がこみ上げてくるのを覚えます。

意味は、「たくさんの愛と忍耐をお持ちなさい」。

このことばの重さがわかる歳になったんだなぁ・・・。

 

 

"Haben Sie viel Liebe und Gedult !"

樹々の精霊たちも、このことばを口ずさんでくれました。

 

f:id:bot-naz1:20211003154058j:plain

 

 

樹々のみどりとの・・・

f:id:bot-naz1:20211003154117j:plain

 

 

その語らいを、たのしみながら。

f:id:bot-naz1:20211003154142j:plain

 

 

すたこら。

f:id:bot-naz1:20211003154204j:plain

 

 

移分岐。左へ折れます。

f:id:bot-naz1:20211003154226j:plain

 

 

 

f:id:bot-naz1:20211003154248j:plain

 

 

トンボ君や、・・・

f:id:bot-naz1:20211003154306j:plain

 

 

道辺のタンポポ・・・

f:id:bot-naz1:20211003154354j:plain

 

 

そして、移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って、・・・

f:id:bot-naz1:20211003154326j:plain

 

無事の下山、

和恵の山路に

感謝、感謝。

 

fin