あるく

~山の恵みの備忘録~

Z『言葉の糧』

言葉の糧~Thomas Gray

トマス・グレイ:『エレジー~田舎の教会墓地にて~』 *富樫 剛 訳(フェリス女学院大学教授); English Poetry in Japanese (goo.ne.jp) Thomas Gray:"Elegy Written in a Country Churchyard"The curfew tolls the knell of parting day,The lowing her…

言葉の糧~三谷隆正

*三谷隆正(1889~1944);教育者、哲学者。内村鑑三に師事し、入信。旧制六高、一高等で「法制」、「ドイツ語」を教えた。著書は『幸福論』(岩波文庫)など。南原繁編による『三谷隆正全集(全五巻)』(岩波書店)がある。 「多くの人が愛はひとえに感情…

言葉の糧~八木重吉

八木重吉の詩に、いつごろから親しむようになったのか。 いつのまにか、彼の詩集は机上に恭坐していました。 この頃、胸にしみいる詩篇を、いくつか・・・ (以下、全篇、八木重吉の詩集から) ふるさとの 山 ふるさとの山のなかに うずくまったとき さやかにも…

言葉の糧~ Karl Barth

* Karl Barth (1886-1968) ~スイスの神学者。"Der Romerbrief"(ロマ書)の著述を契機に弁証法神学を創唱。第二次世界大戦中、ヒットラーとナチス国家に反対する教会が集まり第1回告白教会会議が開かれ、バルト起草の『バルメン宣言』を発表する。大著"Kirch…

言葉の糧~内村鑑三

*内村鑑三(1861-1930)~キリスト教独立伝道者。評論家。札幌農学校出身。教会的キリスト教に対して無教会主義を唱えた。教育勅語の天皇の署名への礼拝を拒む不敬事件を起こし、また非戦論を唱道。雑誌『聖書の研究』を創刊。 著書は、『内村鑑三全集(全40…