阿武隈川、始めの翔逸、翔華。
今日(3/31)は、甲子山へ。(1,549M)
前々から、3月最終週はこの山かな?との心算でしたので、
予報がイマイチ芳しくないものになりはしましたが、それはそれ。
どんな天気も、天の気持、まるごと愉しみたい・・・。
西郷村なる甲子温泉、大黒屋傍の駐車場に車をおかせて頂き、いざ。
曇り予報でしたが、のっけから雨。~濫觴の阿武隈川に激を頂戴して。
分入って直ぐ雪。昨年は『猿ヶ鼻』辺りまで雪を踏みませんでした。
大木の最期に合掌。
粋に傘をさして。
この辺りまで、トレースはジグザグの夏道をなぞってきましが・・・
もう面倒くさくなったのか?直登~勾配は45度前後。
ハァハァゼェゼェ、只管ステップを拾います。
途中で雨が止み、杖替わりにしていた傘・・・
急坂にバランスを崩して力点となってしまい、ボキッ。嗚呼・・・
悲しみの面持ちで?『猿ヶ鼻』。
~ひと息入れて、ちょいと飲み食い。
『てんくら』は「C判定」。『天気分布予報』は山間のみ「曇り」・・・
少しは外れてくれていいのに~とブツブツ言いながら?
ザッ、ザッ、と雪を踏む感触に酔います。
甲子峠、大白森山への分岐。
上は風が強いかな?ちょっと、ひと息、お湯割りのポカリ。
さて、山頂へ。
ふ~、甲子山を頂きました。
生憎の乳白色、旭岳の勇壮は拝めません。
先行しておられた方に撮って頂きました。
トレースに感謝、しばし歓談、四方山話。
方位盤がちょこっと見えてます。山頂の積雪は1M余、昨年は地肌でした。
この頃はまとまった降雪が何度もありましたから。
先の様子を見に雪庇を辿ると・・・
いやはやズボズボ。昨日のステップかな?艱難辛苦。
天気も天気です、深入りはやめましょう・・・
山頂へ戻ります。
あらためて、頂標に礼敬。(ひっかき傷~犯人はアイツかな?)
今日は雪遊び、旭岳見参はまたの機会に。~"see you, later".
私も下るとしましょう。
幽玄の雪の道を・・・
そろりそろり。
白い雪、こんなにも、何で雪は白いのか、
それは世界を明らめるため、そのために地上に降りて来た。
同じように、どんな人間にも貴い意味がある。そのために生まれて来た。
意味のない一生、そんな人間は、一人として居ない。
だから、跳ね上がって[意味」をでっち上げようなんて思わないことだ。
雪のように、雪のように。
雪が白いのは、それは「神は愛なり」ということ・・・
一歩一歩に足をつつんで、雪はそれを告げている。
ん~、下界は?天気良さそう。
山の精・・・
樹々の精・・・
雪の精と語らって・・・
あとは、すたこら。
水君の・・・
ねぎらい・エ~ルに与って・・・
無事の下山、
山路の和遜に
感謝、感謝。
fin