あるく

~山の恵みの備忘録~

吾妻/愉衍 2024年4月27日

吾妻の瞳は、まだ夢の中。

 

 

今日(4/27)は、吾妻へ。

先の週、安達太良で、吾妻山に呼ばれました?(笑)

スカイライン開通との報もあり、早速。

幸い、天気に恵まれ、一切経山~家形山~鎌沼にと、

とっぷり遊ばせて頂きました。

 

 

路面凍結の恐れから、当面、夕方5時から朝の8時まで夜間通行止め。

気温は高め、臨機応変を期待しましたが、時間厳守。待機車輛多数(私も)。

浄土平は駐車料金が発生しそうなので、兎平に駐車。

身繕いして、いざ。~雪が少ないなぁ。

 

 

まずはのっしのっしと酸ガ平へ。

 

 

酸ガ平の分岐。右へ折れ、一切経へ。

 

 

少し上ると・・・ん~良い眺め。東吾妻山がどっしり。

 

 

そして寝ぼけまなこの鎌沼の上には、中吾妻山がひょっこり。

みんなに鼓舞され・・・

 

 

背中を押され、えっちらおっちら。

 

 

奥には安達太良、先の週と立ち位置が真逆です。

 

 

一切経山を頂きました。

吾妻の衆へのご挨拶もそこそこに・・・

 

 

真っ先に、五色沼

 

 

 

 

 

ん~、寝ぼけまなこでもないし、かと言って、かすみ目というのでもない・・・

まだお目覚め前、夢の中?

 

 

どんな夢を・・・

 

見ているのだろう。

 

 

 

 

東大巓と中大巓の合間には、粛然と飯豊。

 

清かな調べに耳澄ませます。

 

さてと、どうするか。

駱駝山に遊ぶか、それとも、家形山に吾妻の瞳を愛でるか・・・

やはり五色沼の「まなざし」に軍配かな?(笑)

 

家形山へ、吾妻の衆と語らいながら。

 

 

すると周りでホシガラスが「ギュア~グァ~ギェ~」。

「俺らを撮ってくれ」ってこと?(笑)

 

こうして自在に歩けるのは雪のおかげ。

 

間近へ・・・

 

 

間近へと。

 

 

まざまざと、「瞳」のそば近くにたたずむと、

心が静まる、

不安が静まる、

妬みが、怒りが静まる。

ふりかざす小賢しい知恵なんて、理窟なんて、

いたたまれない。

天然の営み、その振る舞いを前にして静まる、

~それは山人の特権だ。

静まらなければ、おのれはおのれ、

俺は俺はと、我を張ったまま、

すべてをおつくりになった方の衷懐にふれるべくもない・・・

静まって、その細き響に耳すまそう。

 

 

 

 

路へもどれば、天空の祝福、"Grace be with you"。

 

 

さあ、あの頂へ・・・

 

 

家形山へ。

 

 

ふ~、家形山を頂きました。しばし、眺覧、周覧。

 

 

語らって、思想の交換。

 

 

吾妻の清爽に合せられます。

 

 

ちょっと逆光ですが・・・出たがりの私。(笑)

 

 

どっかと座り込んで、飲み食い。

こっちへ来て良かった・・・。

 

 

いい時間を過ごせました。感謝。

戻ります。

 

 

結構、標高を捨てて来たんだなぁ・・・(笑)

 

 

吾妻の衆に背中を押してもらって・・・

 

 

山頂へ、ハァハァゼェゼェ。

 

 

そろそろ見納めかな?

 

 

ふ~、上り切りました。

お一人おひとり、「瞳」にどんな言葉をかけておられるのだろう?

 

 

さて、山頂を踏んで・・・

 

 

鎌沼へ。

 

 

酸ガ平から木道をちょいとたどると・・・

 

 

鎌沼の畔。

 

 

春は醒めていますが・・・

 

 

その行進は、ゆっくり・・・

 

 

ぼちぼちです。

 

 

デフ棒やらルートの整備で楽ちん運歩。感謝。

 

 

春は、現在完了進行形。

 

 

その脈動は、ためらいがちに、でも、生き生きと。

 

 

春山の胎動と・・・

 

 

その躍動とに与って・・・

 

無事の下山、

愉衍の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

fin