
春の山気漂う一切経山
今日(4/28)は吾妻へ。
猪苗代の吉田さんやお仲間の磐梯・吾妻Hot-Line-Club
のみなさんとご一緒させて頂きました。
深謝。
春うららの朗天の下、のどかに遊憩。
お山の春の鼓動、
春溜、春水を促す雪解けの律動に触れ、
無垢、天真に、遊ぶことが許されました。
感謝です。
此処は浄土平。
火山ガスの歓迎を受け、先ずは身拵えです。
宙(そら)が躍ります。

さて、出発。一切経山を目指します。

先行の背にはスノーボードが揺れて。

一休み。
吾妻小富士のエ~ルを受けて、Go on !

こんな日は長靴がイチバン。ステップも軽く。

酸ガ平避難小屋で休みましょう。

さて一切経へと踏み出して振り返れば、
冬から春へと変容の鎌沼。
中吾妻からは優しい眼差しが注がれます。

吾妻小富士、そして中通りのベルト市街。
阿武隈の山々がおっとりと連なります。

磐梯山が見守ってくれています。

一切経山の山頂にはあっけなく到着。
さて五色沼はと目を遣れば・・・「春眠暁を覚えず」?
まだウトウトと就寝中の吾妻の瞳でありました。

西方にはかろうじて飯豊本山の響(こえ)。

吾妻が彼方へと連なります。

寝惚けた瞳ですが、愛くるしい?・・・。

元気一杯のみなさんを、記念にパチリ。

いづも大ぎぐ口開げで、疲んにがい?

福島市。

高山、安達太良へと奥羽の山並。

何やら厳つい感じ?磐梯山。

吾妻の山並を眺めつつ、前大巓の方へと廻り込み、
周回する形で酸ガ平の小屋に戻ります。

東吾妻山。
植生から言ってもズボズボで登りにくいでしょうね。

さて小屋脇で食宴の始まり~。
コンビニ寿司とカップ麺BIGで満腹の私でしたが、
何と加えて、
吉田さんが持参のフライパンで手際よく一品調理~!
一人ひとりに大盛りです。
ご馳走様。感謝。

風もなく、良い日和に暢適、まったり~。
コーヒー、そしてお茶、・・・
和気藹々とお喋りが弾みます。

お山に抱かれ、至福の時間が流れます。

でも、重い腰を上げて、次は鎌沼周遊です。

水素と酸素が光と戯れ、春を舞います。

木道に靴音を響かせ。

前大巓にはたくさんのスキーヤーやボーダーの姿。

鎌沼は変化(へんげ)の最中。

セ氏の零度の拘束が解かれると。

「固」から「液」への融解のドラマが始まります。

それは彩りを供に。

水素と酸素の静かなステ~ジ。

見つめる観客の心も静か。

光燦はせっせと雪に熱を届けます。

春の陽光を浴びながらの鎌沼逍遥。

う~ん、爽快。

爽やかな笑顔がこぼれます。

何所ら辺りまで行げっかな?

沼の上のアホな遣り取りに、お山はただニンマリと。

清澄が身体に滲みてきます。

沼も終点です。

いっときの清閑を謝して。

吾妻小富士の裾、浄土平へ。

相変らず煙草吹かしてますね~。

のたりのたりと余韻に浸りながらの下りです。

春は駆け足・・・。

和暢/春光の世界に沐浴(ゆあみ)しての、無事下山。
同行のみなさん、お世話になりました。
感謝。
Fin