やわらかな風にそよぐワタスゲくん。
今日(7/2)は、吾妻。
ワタスゲに会いに谷地平へ行って来ました。
この花穂、白い綿毛のような実が変幻自在で愛らしい。
その様態はよく”茫漠”と形容されますが、同感です、
肯けます。
この”茫漠”は吾妻の山韻に通じ、そのハ~ト、谷地平にこそ相応しい。
キスゲ、ヒメサユリ、~花の便りが次々。
私の頭の中の”茫漠”は放射能のせい?(笑)
”類は友を以て集まる”、”同類相憐れむ”、
…”吾妻な心境”、”ワタスゲな気分”を、谷地平や囲む峰々が、
寛哉かに溶かしてくれました。
感謝です。
早朝にゲ~トを通過し(スカイラインの通行料金徴収は朝6時からですのでその前に!)、兎平の駐車場に車を停める(浄土平の駐車場は有料ですが、兎平は無料です!)のが吾妻登山の鉄則。もちろん裕福な方は裕福なように。出発です。
道の傍らでは、朝のやさしい陽光に、
露を溜め込んだ葉っぱが無邪気に燦めきます。
噴煙も、相変わらず「息災」?です。
今日は谷地平がメインですが、
序でです、東吾妻山を先に。
東吾妻山山頂。
まぁまぁの天気、崩れませんように。
中吾妻山~継森~東大巓。雲も動き出しました。
左中程に目差す谷地平。
前大巓~一切経山。そして小さく鎌沼。
姥ヶ原/姥神分岐。谷地平へ。
吾妻らしい森の香りに包まれ、鬱蒼の中を下ります。
森をぬけると、艶やかなお花のお出迎え。
姥沢の向こうに谷地平避難小屋が。
アカモノが礼を正して。
少し時期が早過ぎたかな?と心配しましたが、
ワタスゲも咲いていてくれました。でもぐっしょり。
コバイケイソウも元気に。
谷地平湿原へと足を踏み入れます。
コバイケイソウ、満面の笑みで。
麗々しい歓迎に、恐縮です。