あるく

~山の恵みの備忘録~

C『吾妻連峰を歩く』

吾妻/游精 2023年9月24日

今日(9/24)は、吾妻を周環、 浄土平を起点に、谷地平~東大巓~烏帽子山~家形山~一切経山を巡ります。 先の週は、雍閑の谷地平にのほほん。でも、なにやら「仕残し」感? やはり、あの仰ぎ見た稜線を、たどりたくなりました。 待ち遠しかった秋が、やっと…

一切経/谷地平/雍閑 2023年9月17日

今日(9/17)は、吾妻~一切経を踏んで、谷地平へ。 考えてみたら、今年はまだ一度も吾妻に足を運んでいませんでした。 谷地平はワタスゲの時季に訪れたかったのですが・・・ 那須甲子の山に遊ばせて頂いた分あぶれてしまった?様です。(笑) 谷地平は、吾妻…

吾妻山/薫然 2022年8月29日

薫然として、吾妻の重畳。東大巓から。 今日(8/29)は、先週の稜線を繋ぎたくなって、再訪、吾妻山。 浄土平~谷地平~東大巓~昭元山~烏帽子山~家形山~一切経山~ 大方の記録を平均すると行程は20kmほどで、累積獲得標高差は1,250Mぐらい。 12年前、同じ…

吾妻山/遊心 2022年8月22日

今日(8/22)は、吾妻山へ。 前から気になっていた『シモフリ新道』。 不動沢口から入って、中天狗、駱駝山、一切経山、家形山、硯石を踏んで、 周回して来ました。愉快な道のりでした。 地理院の地図に「駱駝山」の表記が欲しいところです。 (いくつかの記録…

吾妻谷地平/閑肆 2022年6月26日

ワタスゲの頌につつまれて・・・ 今日(6/26)は、吾妻、谷地平へ、ワタスゲと語らいに。 序でに、一切経山から『吾妻の瞳』にご挨拶。 谷地平では、数こそまだ控えめでしたが、 ワタスゲの頌に耳澄ますひと時に恵まれました。 ただ、ケトルを忘れてしまって湯が…

吾妻/谷地平/尋花 2021年6月18日

語られざる哲学が、ある。 今日は、吾妻へ。谷地平でワタスゲ君と、のほほん。 磐梯山でバンダイクワガタ、と思わなくもなかったのですが、 吾妻のハート、谷地平で、まったりしたいという思いがまさりました。 ワタスゲ君の頌歌、茫漠の、その言葉に耳清ま…

中吾妻山/信誠 2020年9月13日

唐松川は、清澄をもって迎えてくれました。(ザラメキ滝) 今日(9/13)は、吾妻へ。 信仰の山として栄えた吾妻山の中心は、中吾妻山の吾妻山大権現。 その吾妻山神社への道が守られ、信心が、祈願が、時空を透して繋がっています。 縁あって、その道の整備、…

吾妻谷地平/清宴 2020年6月27日

たどりついた谷地平には、ワタスゲの祝筵。 今日(6/27)は、吾妻、谷地平へ。 茫漠の花?ワタスゲが吾妻に盛りとの便りあり。そわそわ? 谷地平は、吾妻のハート。その谷地平の精英がワタスゲ。 だから、ワタスゲは、吾妻の精壮・精信なのです。・・・ 早起き…

吾妻/谷地平/懇惻 2019年8月21日

今日(8/21)は、吾妻、谷地平へ。 噴火警戒レベルが「1」となり、スカイラインが利用可能になりましたが、 まだ、あれやこれやとご法度あまた。 でも、私にとって吾妻といったら、谷地平。谷地平にさえ行ければ重畳、 御の字です。 谷地平は、吾妻のハート。…

吾妻山/心斎 2016年10月22日

吾妻の瞳、五色沼。 今日(10/22)は、吾妻のハ~ト、谷地平へ。 10月18日、吾妻山の噴火警戒レベルが、2から1に。 それに伴い、火口周辺規制が解除され、 浄土平から一切経山への登山道が解禁されましたので、 こちらも、ついでに。 谷地平は、ワタスゲの季…

中吾妻山/懐信 2016年9月4日

今日(9/4)は、吾妻山へ。 時空を超えた祈願、 吾妻山神社への参拝を守り続けている篤信のみなさんに同行、 その登山道の整備を、ささやかなりと、お援けできればと。 仏の山として、かつて修験の修行の場であった吾妻山、 その埋もれた歴史が、 道が繋がるこ…

中吾妻山/衷懐 2014年9月7日

今日(9/7)は、吾妻山へ。 この山の埋もれた歴史を辿るひと時。 吾妻山神社への参拝を守り続ける篤信の方々に同行し、 ささやかながら、登山道の刈払いに協力させて戴きました。 折からの雨に何名かの方が参加を断念。 それでもと、kawasimaさん、saitouさん…

遊心/吾妻谷地平(後編) 2014年6月15日

『前篇』からの続きです。 ラ~メンを食し了え、靴下のまま木道に天真爛漫。 ワタスゲの合唱に応えます。 遊心、… 『夫(そ)れ然(かく)の若(ごと)き者は 且(そもそ)も耳目の宜しき所を知らずして、 心を徳の和に遊ばしむ』 (荘子) ワタスゲは朴訥…

遊心/吾妻谷地平(前篇) 2014年6月15日

ワタスゲの遊心に染まります。 今日(6/15)は、吾妻へ。 ワタスゲに会いたくて、谷地平をめざしました。 ついでに一切経、東吾妻へもご挨拶。 浄土平から出立。 一切経が寄って行きなと誘います。 所々に冬の余韻、名残を惜しみます。 吾妻小富士を見下ろすよ…

吾妻/一切経/東吾妻/逍遥 2013年10月27日

今日(10/27)は、吾妻へ。 初め、思いが定まらぬまま、磐梯山にでもと、 猪苗代の町に着けば、どうも天気が芳しくありません。 それなら、吾妻もいいかなと心変わり。 磐梯吾妻スカイラインの客となり、いざ浄土平へ。 こちらも変わりない天気。 冷たい…

遊歩/谷地平 2013年7月14日

雲がはらわれ、胸を張る一切経。 今日(7/14)は、吾妻・谷地平へ。 気分はワタスゲ。 時機としては外れているでしょう。でも、 きっと、遅れたものもいるに違いない。 そんな彼らに出会えれば、うれしい・・・。 濃霧のスカイラインをひた走れば、 風雲急し…

吾妻/遊憩 2012年6月23日

ワタスゲが咲き溢れる谷地平。 今日(6/23)は吾妻、谷地平へ。 ちょっとお疲れなのか、 とくにどの天辺を目指すという心気もなく、 ただ、吾妻のハ~ト、谷地平に寛ぎたい・・・ そんな茫漠の?モチに誘いざなわれて歩けば、 何となんと、茫漠の花、ワ…

吾妻に遊息 2012年4月28日

春の山気漂う一切経山 今日(4/28)は吾妻へ。 猪苗代の吉田さんやお仲間の磐梯・吾妻Hot-Line-Club のみなさんとご一緒させて頂きました。 深謝。 春うららの朗天の下、のどかに遊憩。 お山の春の鼓動、 春溜、春水を促す雪解けの律動に触れ、 無垢、天…

ワタスゲくん/吾妻/谷地平 2011年7月2日

やわらかな風にそよぐワタスゲくん。 今日(7/2)は、吾妻。 ワタスゲに会いに谷地平へ行って来ました。 ワタスゲは、花自体に訴えるものはありませんが、 この花穂、白い綿毛のような実が変幻自在で愛らしい。 その様態はよく”茫漠”と形容されますが、同…

曇る吾妻にのたり (東吾妻山~谷地平) 10月16日

今日(10/16)は、吾妻です。 秋景の谷地平にのんびり時間を愉しみたい・・・、そんな想いを胸に 朝を早めて浄土平に起てば、予報とは裏腹に風に押されて雲の興亡喧しく、 はたまたこの一帯の木道の取替え敷設工事の最中と気忙しい様相です。 真新しい木…

吾妻OneDay-3(浄土平/デコ平) 2010年8月28日

「その2」からの続きです。 中大巓の山頂部の一角に入りました。藤十郎~東大巓、弥兵衛平を俯瞰します。う~ん、暢びやか。 asano さんも越し方に感慨深げです。 『人形石』です。 此処までは昨年デコ平から歩いて来たのでした。 さぁ、次は西吾妻山です。…

吾妻OneDay-2(浄土平/デコ平) 2010年8月28日

「その1」からの続きです。 平坦になった径にリンドウが勢揃いしてお出迎えです。 谷地平の分岐にて筆者。 東大巓へと木道を辿り、振り返ると越して来た峰々が仲良く連なって。 明月荘への分岐にて asano さん。縦走路から離れ、水の補給と弥兵衛平の散策に…

吾妻OneDay-1(浄土平/デコ平) 2010年8月28日

今日(8/28)も吾妻です。 新潟の山の先達・粟さんが、浄土平~グランデコへと日帰りで吾妻を縦走すると云う。 そんなラインが引けたら爽快だろうなぁとは思いつつ、登山口へのアプローチは専ら車という我が身。車の回収に気は重く、いつも机上の絵空事に…

吾妻の安息・3(谷地平~弥兵衛平~五色沼) 2010年8月21日

「その2」からの続きです。 風情のある樹林帯をほどなく歩くと。 五色温泉への径を左に別け、右、五色沼/一切経山への径を辿り往きます。 すると、目の前に『吾妻の瞳』(五色沼)が! 一切経山が大事にだいじに慈しむように抱いて。 微笑ましくもあり。 家…

吾妻の安息・2(谷地平~弥兵衛平~五色沼) 2010年8月21日

「その1」からの続きです。 明月荘の前の分岐にて筆者。(後は東大巓) さぁ、明星湖へ。 池塘の水面に青空が。 遠くには中大巓、西吾妻のたおやかな姿が。 空~! 人形石、梵天岩、西吾妻が~穏やかな表情です。 木道を晴れやかに辿ります。 こちらには東…

吾妻の安息・1(谷地平~弥兵衛平~五色沼) 2010年8月21日

今日(8/21)は天気が良さそうです。 先日の吾妻が天気に恵まれなかったので、弥兵衛平再訪と思いは定まりました。 でも、二週続けて同じコースはいただけません。起点は浄土平とし、谷地平を 愉しんでから稜線に乗り、弥兵衛平は明星湖に遊び、翻って東…

吾妻逍遙(滑川温泉~弥兵衛平) 2010年8月16日

今日(8/16)は吾妻連峰弥兵衛平の湿原を探察です。 福島側の予報は良いものの、米沢側のそれは思わしくなく、 行程に爽快は望めませんが、初めてのエリア、 好奇心が足を唆(そそのか)します。 吾妻、この茫漠とした山塊は、要に大きな湿原を擁し、 そこには…

吾妻/谷地平に遊ぶ(その2) 2010年7月10日

その1からの続きです 食べるもの食べたし、飲むものも飲んだし、 長靴をぬいだまま、靴下で木道の上をぶらぶら散策です。 行きつ戻りつワタスゲと戯れ。 池塘の空も白んで来ました。 そろそろ戻りましょう。 名残を惜しみつつ。 花々に声を掛けながら。 ハ…

吾妻/谷地平に遊ぶ(その1) 2010年7月10日

今日(7/10)は吾妻の懐(ふところ)に。 体調にイマイチの感があり、厳しい登行は遠慮。 どのピークにという意識の収斂もなく、 先週の雄国沼湿原の余韻も手伝って、 谷地平のワタスゲの群落にのんびりもいいなぁ、・・・ と思いは定まりました。 谷地平…

吾妻山・憂愁を超えて 2009年8月23日

吾妻山、 この山の西域への入山は二十年振りになるでしょうか。 真夏の太陽がジリジリと照りつける中、 白布峠からの藪の濃い径をフラフラになりながら 西吾妻へと登り詰めた日のことが懐かしく思い出されます。 南面のデコ平からの上りは、湿原あり、お花畑…