あるく

~山の恵みの備忘録~

一切経/谷地平/雍閑 2023年9月17日

今日(9/17)は、吾妻~一切経を踏んで、谷地平へ。

考えてみたら、今年はまだ一度も吾妻に足を運んでいませんでした。

谷地平はワタスゲの時季に訪れたかったのですが・・・

那須甲子の山に遊ばせて頂いた分あぶれてしまった?様です。(笑)

谷地平は、吾妻のハート~寂かに合せられたい。

 

 

磐梯吾妻スカイラインは浄土平の駐車場に車を置かせて頂き、いざ。

先ずは、一切経山。相変わらず、煙草をくゆらせてます。

 

初々しい朝陽の激。

 

雲海が気分を昂めます。

 

背を押し上げてくれる東吾妻山、そして磐梯山

 

一切経山を頂きました。~居並ぶ吾妻の衆の祝福。

 

五色沼にご挨拶。『吾妻の瞳』とも称されています。

瑠璃色と呼ぶのかな、地球の色です。生命の色。

 

傍におられた方にお願いして、パチリ。

(上から撮られると、ただでさえ短い足が・・・笑)

 

少し飲み食い。吾妻の衆と、思想の交換。

 

目的は谷地平、長居は無用です。

 

いい景色を吸って、すたこら。

 

鎌沼、そして奥に中吾妻山。

 

鎌沼畔の木道をのっしのっし。東吾妻山は雲で朝の洗顔中?

 

姥ケ原から、鬱蒼の森へ突入。300mほど標高を「捨てます」。

 

こんな悪さをするのはアイツだけ(=熊さん)。「弁償」の観念なんてありません。

 

森の中は湿って滅多な足つきは御法度、のっそのっそで、やっと姥沢。

渡りやすいよう石が配置、その労に感謝し、ぴょんぴょん。

 

谷地平避難小屋。使われている様子が伺えます。

 

湿原へはもう一度渡渉。

ここも配慮されてますが、ちょっと水量が勝ります。確実を期すと、片足は・・・。

 

片足をちょいと濡らして渡渉クリア。

~中吾妻の鄭重なる目迎に与って・・・

 

谷地平湿原に起ちました。

 

池塘をのぞけば、青空と雲の、"Welcome, my friend"・・・

 

青空と雲さんが、歓呼して迎えてくれました。

 

うれしくて、体をぐるぐる回しながら、歩一歩。

 

昭元山~烏帽子山~ニセ烏帽子山

 

家形山~一切経山~前大巓~東吾妻山~

 

中吾妻山~継森~東大巓~

 

谷地平は吾妻のハート、みんなの衷心。

 

その団欒に交ぜてくださいな。

 

その衷情に雍られて、まったり。

 

いい風が通ります。

 

それぞれの山に、それぞれの「信」があり、哲学がある。

~「耳を清ませて、聴け」。

 

さてさて、昼餉。いつもの場処に陣取って?・・・

 

ラーメン屋開店です。

 

リンドウ君と語らいながら食す仕合せ。

 

吾妻の衆にかこまれ、庇られ、ぼ~っとしていると・・・

 

その暢懐が沁みてきます。

 

鏡の様な水面に見入れば、心の中のざわざわやよこしまが吸いとられ・・・

 

ただしい心に合せられます。

 

天上には、まなざし。

 

その祈りは、"Grace be with you".

 

ありがとう。いい時間を過ごせました。

帰るとしましょう。

 

~往路を復します。

 

鬱蒼の森を抜けると・・・

 

東吾妻山のねぎらい、エ~ル。

 

リンドウ君の鄭重なる目送に与って・・・

 

後は、すたこら。

 

一切経の面目に与って・・・

 

無事の下山、

雍閑の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

fin