今日(9/24)は、吾妻を周環、
浄土平を起点に、谷地平~東大巓~烏帽子山~家形山~一切経山を巡ります。
先の週は、雍閑の谷地平にのほほん。でも、なにやら「仕残し」感?
やはり、あの仰ぎ見た稜線を、たどりたくなりました。
待ち遠しかった秋が、やっと。
磐梯吾妻スカイラインは浄土平の駐車場に車を置かせて頂き、身繕い。
此処は標高1,570mほど、寒いです。もうフリースの出番・・・
一切経山の激を頂戴して、いざ。
中吾妻山と言葉を交わしながら、木道にのっそのっそ。
姥ケ原から、鬱蒼の森へ。谷地平へ。
森を抜けました。姥沢の水量は先週と同じくらいかな?
谷地平湿原に到着。
ん~、上天気。
吾妻の衆の祝福に与ります。
体をぐるり、ぐるりと回しながら・・・
木道と戯れます。
いつもの場処で大休止?~ちょいと飲み食い。
池塘の慰待に、まったり。
此処で沈没しちゃいそうになりましたが?・・・(笑)
みんなの溌剌に元気を頂戴して、重い腰を上げます。いざ。
(谷地平からの下り勾配、陽が当たらぬめぬめの木道ですってんころりん~!
転び方が上手く?少し痛みますが、歩行には問題なさそう。ホッ)
大倉深沢を渡れば、大倉新道。
踏み入れば、道刈りが施されており、快適な運歩。感謝申し上げます。
とは言え、水捌けは悪く、泥濘、泥んこは覚悟。私は長靴をチョイス!
ふ~、やっと稜線の分岐、縦走路に起ちました。
東大巓を目指します。青空がうれしい~!
東大巓を頂きました。生憎、眺望は無し。
ちょっと戻って、昼餉としましょう。登山者の方がおられたので・・・
お願いして、パチリ。感謝。
木道の複線に陣取り、いい景色をおかずに?飲み食い・・・
吾妻の団欒に交ぜてもらいましょう。
前大巓、東吾妻山・・・
中吾妻山に継森・・・
そして、東大巓。そして、私。~仲良きことは美しき哉。
天上には、まなざし~"Grace be with you".
ついこの間まで怖い顔をしていた太陽が、ちょっとだけ、やさしい。
一体何人の方が熱中症に倒れたことでしょう・・・よくも、存えました。
今までの様な成長はかなわない、本当の進歩を目指せとは言われます。
「人は上から生まれなければ、神の国を見ることはできない」
と、イエスは仰った。
「神の国」を「ほんとうの幸せ」と言い換えても、的外れではありません。
この「上から」と訳されたギリシア語には「新しく」の意味も。
この言葉を深くふかく受け留める人間でありたい・・・。
気候変動には様々な処方箋が飛び交っていますが、根柢には「慾」が見え隠れ。
「人は秩序、道徳、正義の見事な規則を、欲から引き出し、建設した。
しかし根柢においては、この人間の卑しむべき内実は隠されているに過ぎない」
とは、パスカルの言葉。
「欲ほど愛に類似したものは何もない。
しかもこれほど愛に反しているものも何もないのである」
とも、付け加えています。
「欲」は気恥ずかしくて「愛」と名乗れず、
「科学」の仮面を被るか、或いは、むき出しで戦争を起こしています。
こんなで、どうして気候変動に立ち向かえるでしょう。
日和はうららうらら、雲がわずかにわいて、のほほん・・・
この仕合せに、牙をむき出しにしているのは人間なのだと、自覚せよ。
いい時間を過ごせました。すべてに感謝。
帰るとしましょう。
峰を幾つも越え、最奥、一切経山へ~さらに下って浄土平まで。
この縦走路は・・・
決して生易しくありません。
ハァハァゼェゼェ?烏帽子の頂きは、直ぐ其処。
振り返って、昭元山。
そして、継森、中吾妻山。
雍かれて、谷地平のぬくもり。
谷地平は吾妻のハート。この山の、少年の日の夢が眠っています。
泥濘、大藪、小藪、すったもんだで?回り込み・・・
家形山を頂きました。
眼下には五色沼~吾妻の瞳。
この眼差しに耐えられる・・・
人間でありたい。
ハァハァゼェゼェ?厳しいぞ、一切経~。(笑)
吾妻の瞳、渾身のエ~ルに応えて、えっちらおっちら。
一切経を頂きました。
後は、すたこら、浄土平へ凱旋?~すべてのことに感謝して・・・
無事の下山、
游精の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin
(参考タイム~休憩時間多めです;浄土平駐車場発05:11~07:28谷地平湿原~10:14東大巓~11:24昭元山~12:00烏帽子山~13:41家形山~14:37一切経山~15:22浄土平駐車場着)
*yamarecoのデータでは;20.8km/1,240m↑1,238m↓