雲がはらわれ、胸を張る一切経。
今日(7/14)は、吾妻・谷地平へ。
気分はワタスゲ。
時機としては外れているでしょう。でも、
きっと、遅れたものもいるに違いない。
そんな彼らに出会えれば、うれしい・・・。
濃霧のスカイラインをひた走れば、
風雲急して?見るみる雲が上がります。
9時台にを打つ予報あり。当たりです。
8時42分、浄土平出発。
「おいらがガスだ」と息巻く響こえ。
爽やかな風が吹き渡る酸ガ平。
今日は特段ピ~クへの念いはありません。
木道に乗って、のたりのたり。
おっとりと東吾妻山。
鎌沼と一緒にコバイケイソウの宴を観覧です。
今年はこの花の当たり年。
一途な気持の、いったい何年分が、
この繚乱に秘められているのだろう。
お姥さまにご挨拶。谷地平へ。
鬱蒼とした森へと分け入ります。
光を浴びて嬉しそうな木々。
森の精にご挨拶・・・。
数日来の雨の所為で登山道は正に「沢」状態。
長靴で来た幸いをかみしめながら泥に足を任せます。
巡視中の四人の監視員の方々に出会いました。
ご苦労様です。
カメラのモ~ドが誤異動、ピント合わずでゴメンナサイ。
谷地平避難小屋に到着。
小屋手前の姥沢の渡渉は、増水していたものの、
なんとか長靴でクリア~。
でも湿原への次なる渡渉は、どう目を凝らしても
ドボンの恐れ大。
仕方ありません、脱いで裸足に。
冷たかった~!
湿原へ入ると、
今まで見たこともないコバイケイソウの大群落が
迎えてくれました。
いやはやスゴイ・・・。でも、うれしい。
イチゲやチングルマと違って大きなお花、
毎年こんなに咲けるものではありません。
ひとすじの気持を温め幾星霜、かな。
谷地の瞳?
さて、いつもの場所に陣取って、ラ~メンタイム。
こうして谷地平にお湯を沸かす、至福のひと時。
巡視のみなさんも
此処がお気に入りの場処の様です。
吾妻に抱かれて、ゆったりと昼餉の時間。