ワタスゲの遊心に染まります。
今日(6/15)は、吾妻へ。
ワタスゲに会いたくて、谷地平をめざしました。
ついでに一切経、東吾妻へもご挨拶。
浄土平から出立。
一切経が寄って行きなと誘います。
所々に冬の余韻、名残を惜しみます。
吾妻小富士を見下ろすようになれば
山頂は間近。
荒ぶる風を随えて、一切経。
吾妻の瞳が歓呼して迎えてくれました。
うれしくてついショット。
運歩に応える、東吾妻山。
鎌沼と睦みます。
姥ヶ原のさきには、
雲あがる継森、中吾妻。
森の鬱蒼へ。
まだ雪を残しています。
花々の歓待に与ります。
森を抜け姥沢を渉って谷地平、
そこは桃源の世界。
まだ若く未熟なワタスゲくん達ですが、
りっぱに群像を生しています。
昭元、烏帽子を見遣り、
ワタスゲの声に耳澄ませながら、
木径を辿ります。
ここがいつもの指定席。
荷を投げ・長靴脱いで大胡坐。
お腹が空きました。花より団子。
まずはラーメンタイム。
ここは吾妻のハ~ト。
豊かな情愛が、周りの峰々から、惜しみなく
注がれます。
今日は貸し切り。
至福の時間。
ミズバショウと語らうひと時。
吾妻の寛然、寛恵が沁みてきます。
とかす力です、…
『後編』に続く。