頌う、雪の精。
今日(2/13)は、移ヶ岳へ。
何故か、瑞峰平まで車で上れるような、そんな第六感が働いて?(笑)
新雪であわやの箇所もありましたが、あの『魔のカーブ』を難なくクリアし、
何とか、駐車場へ。ホッ。
おかげさまで、これで時間的に楽になり、歩に余裕がもてました。
第一原発からそう遠くない(直線距離で38kmぐらい?)この山には、
事故後、放射線量率を見るため、リアルタイム線量計が設置されました。
「0.091μSv/h」と表示されており、すでに、数値自体は無問題。
ただ、原発事故が終息しておらぬことの証人として、起っています。
出たがりの私?(笑)身繕いを了え、いざ。
こんな風に歩けたらいいなぁ・・・
ザッ、ザッ、ザッ、・・・雪の精と語らいながら。
石切場分岐。
うれしい雪の華の迎候。
さすがにこの辺りの雪は足し算。前回よりふくよか?
衛兵岩のアラン君に通過の許しを乞うて・・・
せかせかと?
移ヶ岳を、頂きました。
しばし、眺覧、周覧。
霞んだシーンもまたいいもんです。
片曽根山に雍れた田村市船引の市街。
"Grace be with you", ・・・陽精の祝福に与ります。
やわらかな、雲の調べ。
雪の華、雪の精の頌に、耳澄ませます。
「霧氷」などと云う勿れ。
白き輝りはメッセージ、それを雪の華、雪の精と称するとて、
これは単なるメタファーではない。
霧氷なる、雪の正義や思想が・・・
白く光るのではない。
そんなものは、陽が上れば、露となって落ちてしまう。
「見えるもの」にではなく、「見えないもの」に目を注げ、
「見えるもの」は暫時、この世かぎりのもの、「見えないもの」こそ永遠と、
雪の精はその耀を透して証している。
いい時間を過ごせました。感謝。
今日は時間に裕取があるので、東側の登山口へ降ります。
つい今しがたの、山頂。
『賽の河原』を経由します。
こちらを回り込むのは・・・
何年振り?
記憶を直ぐには辿れぬほど前だから、二ケタの年数ですね、きっと。
そうそう、こんな処あったっけ。(笑)
樹々と語らいながら。
お~、かなりの倒木。チェーンソーじゃないと無理。
東側の登山口着。
しばらく・・・
高柴の衆と語らいながら・・・
車道をてくてく。
瑞峰平へと舞い戻りました。
無事の下山、
山路の遊息に
感謝。
fin