あるく

~山の恵みの備忘録~

二ッ箭山/清勁 2024年3月2日

登山口では、河津桜の目迎に与りました。

 

 

今日(3/2)は、二ッ箭山へ。

わが家の辺り、最高気温が1℃以下の、ほぼ真冬日予報。

風が強そうで、お日様マークは当てになりませんが、

こんな日は、やはり、二ッ箭山がいいかな?(笑)

いざ。

 

いわき市上小川、登山口なる駐車場に着くと、土手が艶やか。

河津桜という早咲きの品種だそうですが、さすがは南国いわき。

でも、寒風にブルブル、~ここは山間、真冬日になりそうです。

うれしい桜の色香に激せられ、出発。

 

 

御滝に礼敬すれば、謙廉。

 

 

水君に通行の許しを請うて・・・

 

 

その時間に歩を合せます。

 

 

水の素振り、気振りに佇んで・・・

 

 

思想の交換。

 

 

 

 

 

〆張場から山脊へ。

 

 

mutouさんと、ばったり。もう下山とのこと。

しばし、歓談、四方山話。

 

 

ハァハァゼェゼェ?岩場に直下。

耳澄ませば呼ばわる響、~「天を仰げ、天から生きよ」と。

 

 

ローブ、鎖に頼んで・・・

 

よっこらしょっと?

 

 

女岩を頂けば、男岩の勇邁。

 

 

ちょうど、のぶさんや、T橋さん、H本さんが下山されるところでした。

 

御三方を見送って・・・

 

 

岩場のテラスへ。貸し切り?

 

 

ベンチに座すれば、楽天。陽精の頌に浴します。

 

 

雲さんはせかせか、せわしないですが、

でも、天上にまなざし。~"Grace be with you."

 

 

風がビュンビュン、雲は風のままに、風にまかせて・・・。

風は、記述するとすれば、「移動する空気」。~でも、古来、畏まれています。

漢語では風に「かぜ、ふく」、「おしえる、神意を伝えみちびく」の義。

聖書の世界では、ヘブル語で「ル-アハ」、ギリシャ語で「プネウマ」。

ともに「風」、「息、大いなるものの息」、「神の霊、聖霊」を包含しています。

新約書には、「プネウマによって(任せて)歩みなさい」との言葉が。

風が吹きます、気流が鳴ります、その音に、その響に、

何かを聴く人は、それにまかせて歩く人は、幸いなるかな。

「風天の寅さん」がみんなに愛され、親しまれるのは、そんなかな?

 

 

いい時間を過ごせました。感謝。

帰りましょう。~沢Cから。

 

崩れ岩から、男岩/女岩の二重唱。

 

 

沢床へと降り起って、門番さんにご挨拶。

 

 

水君に通行の許しを請います。

 

 

累々の岩と言葉を交わしながら。

 

 

水の精は・・・

 

氷結の頌。

 

 

 

 

のたりのたりと水の時間。

 

 

耳を澄ませば・・・

 

 

その清廉に合せられます。

 

 

水の精と語らって・・・

 

 

愉しい運歩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御滝に礼し・・・

 

その翔逸、翔踊・・・

 

翔華に与って・・・

 

無事の下山、

清勁の山路に

感謝、感謝。

 

 

うれしい桜のねぎらい、エ~ル!

 

fin