あるく

~山の恵みの備忘録~

二ッ箭山/悠懐 2024年1月20日

凛然、敢然、男岩。

 

 

今日(1/20)は、二ッ箭山へ。

土曜、日曜と、段々、天気が崩れそうな按配です。

それでも、曇天基調ながら、午前中にはお日様マークがちらほら?

まあ、当てにはなりませんが、明日よりは断然良さそうです。

 

 

御滝に礼敬・・・

 

水君に通行の許しを請います。

 

 

ゆるやかな水の時間。

 

水の精と・・・

 

語らいながら。

 

〆張場で沢にわかれ、山脊へ。

 

急峻に喘ぎます。

 

岩場に直下。

 

「天を仰げ、天から生きよ」と、呼ばわる響。

 

その響に応え、息を荒げます。

 

基部へと上って・・・

 

もうひと踏ん張り。

 

男岩に発破を掛けられ・・・

 

気分はスパイダー?

 

手を下ろせば、男岩の親昵。

 

ふ~、女岩を頂きました。

 

テラスに独り。ちょこんと座って、しばし飲み食い。

 

空はどんより、重い雲。

そめられて、寒々と、暗い心に?

 

でも、ほんのりと、夢のように、花のように、陽精の頌が。

 

みつめていると、そのうっすらとしたあたたかみが、

わたしの心をもやし、あからめ、うつくしくしてくれました。

 

いい時間に、感謝。帰るとしましょう。

下りは、沢Cをチョイス。

 

崩れ岩から、"夫婦岩"においとま。

 

吼えよ、男岩!

 

容赦ない勾配を転げ落ちて?・・・

 

沢の源頭部へ。門番さんにご挨拶。

 

水君に通行の許しを請います。

 

足もとに気を配りながら・・・

 

水の精との語らいを・・・

 

愉しみます。

 

溪はいいな。



驕慢のかけらもない・・・

 

低い、ひくい世界だ。

 

水の精と・・・

 

アワアワ、プクプク・・・

 

思想の交換。

 

「深い洞察、大切なことを識別できるようになれ・・・」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の精の・・・

 

翔逸、翔踊、翔華に与って・・・

 

無事の下山、

悠懐の山路に

感謝、感謝。

 

fin