あるく

~山の恵みの備忘録~

二ッ箭山/和敬 2024年1月14日

翔華、御滝。

 

今日(1/14)は、二ッ箭山へ。

厳しい寒さがつづくと、

体は、知らずしらず、ぬくぬくを求めてしまいます。

二ッ箭山は、冬の保養地?

 

被災地に思いをはせます。

寒さで災害関連死など、あってはなりません。

 

 

御滝に礼敬すれば、謙廉に合せられます。

 

水の時間に歩を合せて・・・。

 

水の精と、思想の交換。

 

 

〆張場から山脊へ。

 

一枚岩を上がったところで、mutouさん

お元気そうで何よりです。

 

 

のっしのっしと?岩場の直下へ。

 

 

「天を仰げ、天から生きよ」・・・

呼ばわる響に、耳澄ませます。

 

鎖さん、ロープさん、よろしくお願いします。

 

基部から女岩へ、もうひと踏ん張り。

 

 

男岩に激せられ・・・

 

攀じり了えました。

 

女岩を頂いて、ひと息。

 

ん~、好晴、上天気。

 

那須甲子の峰々の祝福に与かります。

 

 

さて、岩場のテラス。何とか端っこに座れそう?

 

 

どっかと腰をおろせば、陽精の頌、陽明の祝福。

 

 

金色の海原には妙なる調べ・・・

 

"Grace be with you".

 

先着の方々が去り、少し遅れてmutouさん、T橋さん、satouさんが到着。

息うて、しばし、歓談、四方山話。

 

なんで山に登るのかと問われ、足に聞いてくれと答えた人がいたっけ。

人間は手や頭を重宝して文明を進化させたけれど、足を疎んじて退化した。

足の声に耳澄まし山道に喘ぐ者こそ、最も進歩した人類の姿に違いない。

孔子の言葉に、

「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。

知者は動き、仁者は静かなり。

知者は楽しみ、仁者は寿ながし」とか。

この含蓄に生きる者は、よきかな、善き哉。

 

 

まったり、のほほん。~いい時間を過ごせました。感謝。

帰るとしましょう。それぞれの下りへ。

~月山を廻って月山新道、沢へ。

 

樹々の精と語らいながら、すたこら。

 

 

月山を頂けば、男岩、女岩の呼ばわる響。

 

独特の威容には独特の思想がある

 

それは、個性ある生命だ。

 

個性には、責任がある。

 

人と同様、その個性、生命、責任が「無」に帰することはない、決して・・・

それが「神は愛なり」ということ。

 

 

ここから、沢へ降ります。

 

沢へと降り起ち、

水君に、通行の許しを請います。

 

水の精と語らいながら・・・

 

のっそのっそ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんのりと虹が生まれ・・・

 

"Grace be with you".

 

水君の・・・

 

翔逸、翔華、翔踊に与って・・・

 

無事の下山、

和敬の山路に

感謝、感謝。

 

fin