風にまかせて、呼ばわる響。
今日(12/17)は、二ッ箭山へ。
天気図は西高東低、朝方から、風に小雪が舞っています。
迷わず、逃避行?(笑) でも・・・
わが家は降雪圏内、シングルで済ませ、早く帰宅せねば。
いわき市なる上小川、登山口の駐車場で身繕いをしていると・・・
隣の車に、igaguriさん。お久しぶりです。
すると、大先輩、satouさんのお姿も。
この相変わらずが、何よりもすごい。先んじて・・・
御滝に礼敬、いざ。
水の時間を歩けば、その謙廉に合せられます。
〆張場から山脊へ。
一枚岩を、抜き足、差し足、忍び足?
ハァハァゼェゼェ?岩場に、直下。
「天を仰げ、天から生きよ」~呼ばわる響に、耳澄ませます。
鎖、ロープにお世話様。
基部へと上れば、月山のねぎらい。
男岩にあおられ?・・・
激せられて・・・
女岩へ。
男岩は、相変わらずの男っぷり。
さて、岩場のテラスへ。~先客はお一人、座れそうです。
お願いして、パチリ。感謝。
風がビュンビュン。でも陽だまりテラスはいつもぬくぬく。
カップ麵をすすりながら、月山と語らい・・・
金色の海原・・・その頌に耳を澄ませます。
でも、洋(うみ)みずからが光り輝いているわけではないし、
また、洋みずからが光り輝かねばならぬと思い込んでいるわけでもない。
ただ、任せている。
任せればこそ、天上のまなざしに迎えられ、光明の照らすところとなり、
任せればこそ、その光を放って、その頌を陽精とともに合せている。・・・
ほんとうの幸せは、
「目に見えるものとして来るのではないし、
見よ、ここに、とか、あそこに、と言えるものでもない。
それは、実にあなたがたの間にあるのだから」
と、イエスは仰った。また、中国の知恵には、
「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯に仁至る」(孔子)とも。
~意を酌めば、
「仁即ち人間の道は、遠く隔たったところにあるのであろうか。そうではない。
われわれが、それを欲求しさえすれば、すぐ、それはやって来る」と。
貪欲を捨てる、それだけで世界はどんなに変わることか。
~金色の海原は、天上のまなざしを迎え、そう告げています。
いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。
沢Cを下ります。"夫婦岩"のエ~ルを頂戴して。
沢へと降り起って、門番さんに礼敬・・・
水君に・・・
通行の許しを請います。
谷の謙廉に歩を合わせて。
愉しい語らい・・・
思想の交換。
水君の・・・
翔逸、翔華、翔踊に与って・・・
無事の下山、
寛和の山路に
感謝、感謝。
fin