あるく

~山の恵みの備忘録~

二ッ箭山/寛和 2023年12月17日

風にまかせて、呼ばわる響。

 

 

今日(12/17)は、二ッ箭山へ。

天気図は西高東低、朝方から、風に小雪が舞っています。

迷わず、逃避行?(笑) でも・・・

わが家は降雪圏内、シングルで済ませ、早く帰宅せねば。

 

 

いわき市なる上小川、登山口の駐車場で身繕いをしていると・・・

隣の車に、igaguriさん。お久しぶりです。



すると、大先輩、satouさんのお姿も。

この相変わらずが、何よりもすごい。先んじて・・・



御滝に礼敬、いざ。

 

 

水の時間を歩けば、その謙廉に合せられます。

 

 

〆張場から山脊へ。

一枚岩を、抜き足、差し足、忍び足?

 

 

ハァハァゼェゼェ?岩場に、直下。

 

 

「天を仰げ、天から生きよ」~呼ばわる響に、耳澄ませます。

 

 

鎖、ロープにお世話様。

 

 

基部へと上れば、月山のねぎらい。

 

 

男岩にあおられ?・・・

 

 

激せられて・・・

 

 

女岩へ。

男岩は、相変わらずの男っぷり。

 

 

さて、岩場のテラスへ。~先客はお一人、座れそうです。

 

 

お願いして、パチリ。感謝。

 

 

風がビュンビュン。でも陽だまりテラスはいつもぬくぬく。

 

 

カップ麵をすすりながら、月山と語らい・・・

 

 

金色の海原・・・その頌に耳を澄ませます。

 

 

でも、洋(うみ)みずからが光り輝いているわけではないし、

また、洋みずからが光り輝かねばならぬと思い込んでいるわけでもない。

ただ、任せている。

任せればこそ、天上のまなざしに迎えられ、光明の照らすところとなり、

任せればこそ、その光を放って、その頌を陽精とともに合せている。・・・

 

ほんとうの幸せは、

「目に見えるものとして来るのではないし、

見よ、ここに、とか、あそこに、と言えるものでもない。

それは、実にあなたがたの間にあるのだから」

と、イエスは仰った。また、中国の知恵には、

「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯に仁至る」(孔子)とも。

~意を酌めば、

「仁即ち人間の道は、遠く隔たったところにあるのであろうか。そうではない。

われわれが、それを欲求しさえすれば、すぐ、それはやって来る」と。

 

貪欲を捨てる、それだけで世界はどんなに変わることか

金色の海原は、天上のまなざしを迎え、そう告げています。

 

いい時間を過ごせました。感謝。

帰るとしましょう。

 

沢Cを下ります。"夫婦岩"のエ~ルを頂戴して。

 

 

沢へと降り起って、門番さんに礼敬・・・

 

 

水君に・・・

 

 

通行の許しを請います。

 

谷の謙廉に歩を合わせて。

 

 

 

 

 

 

 

愉しい語らい・・・

 

 

思想の交換。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水君の・・・

 

翔逸、翔華、翔踊に与って・・・

 

無事の下山、

寛和の山路に

感謝、感謝。

 

fin