男岩には親昵の響。
今日(2/11)は、二ッ箭山へ。
予報が確かならと、別の山を考えていましたが、
起きて、空合いをみると、どうも信じ難い・・・
御滝に礼敬・・・。
水君に通行の許しを請います。
のっしのっしと・・・
先日の降雪は広範囲にわたりましたが、
南国いわき?市街地には結晶のまま降ることはなかった様です。
でも、さすがにここは山間部~山陰に雪を残しています。
水の精と語らって・・・
たのしい思想の交換。
耳すませば・・・
水の頌。
今日は、〆張場から山脊へ。
勾配にハァハァゼェゼェ、喘ぎます。
稜線上、陽の射しにくい処には雪が。
岩場に直下。呼ばわる響に耳澄ませます・・・
「天を仰げ、天から生きよ」と。
こちらは南面、雪の心配はご無用。
基部から上は、巻道へ。
北側になり雪がついてますが、踏み場は確り。
女岩を頂いて、眺覧、周覧。
男岩の勇壮に合せられます。
月山には雪の清淑。
さて、岩場のテラス。先客は三名、座れそうです。
お一人、そしてお二人と見送って、テラスに独り。
陽精の頌にいれられ、のほほんと沐浴みするひと時・・・。
この頃は、NHK『SONGS』で薬師丸ひろ子さんが特集されました。
何故か、懐かしさもあって録画撮り、翌朝、拝見させて頂きました。
彼女の14歳ごろのイメージしかありませんでしたので、
その成長に、正直、驚きました。
その受け答え、また、オーケストラを従えての堂々の歌唱、
金色の海原の様な、微笑ましくも麗らか、清々しい成熟を感じました。
コロナ禍を経て、彼女は、「祈りの歌を作りたい」と思い描いたという。
世の中は大変なことばかり・・・
「私たちも若い世代の方も良き未来をなかなか想像することが難しい」、
「なかなか夢をもつことすら簡単にできないような世の中で、
でも、せめて、"どうか未来に恋してね"・・・」
そんな思いを、祈りを、クリエーターの方々と一緒に形にしたのが
『きみとわたしのうた』という楽曲だという。
「どうか未来に恋してね」・・・
その表現の是非は問いません、その資格もありません、
ただ、その思いは、祈りは、確りと、私の胸にもとどきました。
世界の混迷はもう「合理的に」どうこうの問題ではなくなりつつあります。
一人ひとりの衷懐、衷誠~ただ祈る、その祈りこそが。
金色の海原の様に・・・
いい時間を過ごせました。感謝。
ぐるっと周って、帰るとしましょう。
稜線には、まだまだ雪が。
月山から、岩峰の頌に耳すませます。
分岐から、月山新道。
沢へと降り起ち、水君に通行の許しを請います。
水の頌に・・・
唱を合わせて。
御滝に礼敬。
その翔逸・・・
翔踊・・・
翔華に与って・・・
無事の下山、
和悌の山路に、
感謝、感謝。
fin