御滝には、虹の頌・・・
今日(2/4)は、二ッ箭山へ。
朝方は広範囲に曇り予報~なので、ゆっくり朝餉を済ませてから。
隣りの車には、お見かけしたことがあるお顔・・・
何と常連のO利さん、さらにそのお隣にはH本さんが。
お久しぶりです。O利さんからは戴き物まで。~深謝。
H本さん、O利さんと順にお発ち頂き、私はゆっくり身繕い。
~いざ。
御滝に礼敬・・・
水君に通行の許しを請います。
水の精と語らいながら。
今日は、沢コース。〆張場で折れず、遡ります。
O利さんを発見?
写真を撮ろうとしたら、逆に撮られてしまいました。
私の方が若いので?先んじます。
足のおき場に意を注ぎながら。
氷瀑の片りん?
水の響に耳清ませば、"Grace be with you"。
その清廉に合せられます。
源頭部。
門番さんにご挨拶して・・・
いざ、激登り?
容赦ない勾配に喘ぎます。
崩れ岩から男岩、女岩。睦まじく呼ばわります。
岩間を潜って女岩へ。
よっこらしょっと岩場のテラス。先客は御三方。
陽精の祝福に与かり、その頌に耳澄ませます。
隅の岩に腰を下ろして、おにぎりタイム。
洋(うみ)の順良にとろけているうちに、なぜか礼儀という言葉がもたげました。
みなさん、飲み食い、お喋りを愉しんでおられます・・・。
私なら、何方かが来られると、荷を除け、詰めて、席を空けますが、
ベンチの上には、荷が雑然と広げられ、火器が鎮座、
どうも、彼らにそうした心遣いはない様です。
~何のためのベンチ?
おにぎりを食し終えると、なんだか居たたまれず、去ることに。
離れ際、言葉を選んで、ちょっとだけ、苦言を呈させて頂きました。
あるいは気を悪くさせてしまったかも知れません。
「いつも、ためらうことなく、ほほ笑んで、
礼儀正しく、思いやりにみちた態度をみせる、
―礼儀作法とはそういうものなのだ、と僕は考えている。
つまり荒ぶる情念をなだめる体操なのだ。
礼儀作法を弁えるとは、すべての身ぶりを通して、あらゆる言葉を尽くして、
"苛々せぬように。与えられた人生のこの瞬間を台なしにしないように"
と示すこと、伝えることである。・・・ほんとうの礼儀作法とは、
むしろよろこびが伝わって、すべての摩擦が和らぐところにあるのだ」
とは、アランの言葉。
私の、或いは、「無作法」。アランにお叱りを頂戴するかな?(笑)
唱を合わせ、洋には燦爛。
さて、女岩を頂いて、眺覧、周覧。
男岩の英武に・・・
合わせられます。
鎖、ロープにしがみつき、降って、下って・・・岩場に直下。
呼ばわる響に耳澄ませます、「天を仰げ、天から生きよ」と。
ちょうど、H本さんが上られるところでした。「お気を付けて」。
沢床へと、転げ落ちます?
降り起って礼敬・・・
水君に通行の許しを請います。
言葉を交わせば・・・
水の時間に合わせられます。
のたり・・・
のたりと・・・
御滝へ。
しばし、水のすることをみていましょう。
ほのかに虹、水の頌。
ひとつの称名たれ・・・
その翔逸・・・
翔踊・・・
翔華に与って・・・
無事の下山、
仁廉の山路に
感謝、感謝。
fin