あるく

~山の恵みの備忘録~

二ッ箭山/徳養 2024年1月28日

耳清ませば、水の頌。

 

 

今日(1/28)は、二ッ箭山へ。

この頃は、真冬日に見舞われ、炬燵で小さくなって居りますが、

山となると、俄然、腰が上がるから、不思議です。(笑)

雪に遊びたくもありますが、運歩は長靴、

もうちょっとあたたかい日にでも・・・。

 

 

先ずは、月山。影法師と共に?

 

ハァハァゼェゼェ?

 

心肺に問い、問われ。

 

岩峰の激に応えます。

 

ふ~、月山を頂きました。

 

男岩、女岩が招きます。

 

ぐる~っと、周って・・・

 

すたこら。

 

女岩へ。

 

よっこらしょっと?岩場のテラス。先客居らず。



ベンチに畏まれば?陽精の頌。

まったり、のほほん~しばし、飲み食い。蕩けます。

 

 

海原には金色の燦爛。

混迷の世界といわれ、様々に処方箋が行き交っているけれど・・・

この洋の従順に胸打たれる、そんな感情の崇高性なくして、

この天然、それをおつくりになった方をおそれ畏む心性なくして、

どうしてこの混迷を超えることができるでしょう。

「お金、お金、お金」、「俺だ、俺だ、俺だ」という迷妄の思想に

迷妄の世界を止揚する力はありません。

立ち向かう、そんな勇ましいかけ声も、ただ虚空に失せるだけ。

 

天然の恵みに打たれるまでは・・・

打たれてはじめて、世界はかわるのです。

 

金色の調べ、その祈りは、"Grace be with you"。

 

いい時間を過ごせました。感謝。

 

岩場コースを下ります。



男岩に礼敬・・・呼ばわる響に耳澄ませます。

 

「天を仰げ、天から生きよ」と。

 

巻いて降り始めると・・・

 

ん?お見かけしたことがある様な・・・

 

何と、saitouさんではありませんか!

吾が、ご近所にして、親戚。80歳にして~ANTI-AGING !

(私はその歳でここを登れているかどうか・・・)

 

しばし、歓談。たっぷりと元気を頂戴しました。

それぞれの、上り、下りに。

 

一枚岩を・・・

 

抜き足、差し足、忍び足?

 

沢へと降り起ち、水君に通行の許しを請います。

 

水の時間に歩を合わせ・・・

 

語らって・・・

 

思想の交換。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の精の翔逸・・・

 

翔踊・・・

 

その翔華に与って・・・

 

無事の下山、

徳養の山路に

感謝、感謝。

 

fin