耳清ませば、水の頌。
今日(1/28)は、二ッ箭山へ。
この頃は、真冬日に見舞われ、炬燵で小さくなって居りますが、
山となると、俄然、腰が上がるから、不思議です。(笑)
雪に遊びたくもありますが、運歩は長靴、
もうちょっとあたたかい日にでも・・・。
先ずは、月山。影法師と共に?
ハァハァゼェゼェ?
心肺に問い、問われ。
岩峰の激に応えます。
ふ~、月山を頂きました。
男岩、女岩が招きます。
ぐる~っと、周って・・・
すたこら。
女岩へ。
よっこらしょっと?岩場のテラス。先客居らず。
ベンチに畏まれば?陽精の頌。
まったり、のほほん~しばし、飲み食い。蕩けます。
海原には金色の燦爛。
混迷の世界といわれ、様々に処方箋が行き交っているけれど・・・
この洋の従順に胸打たれる、そんな感情の崇高性なくして、
この天然、それをおつくりになった方をおそれ畏む心性なくして、
どうしてこの混迷を超えることができるでしょう。
「お金、お金、お金」、「俺だ、俺だ、俺だ」という迷妄の思想に
迷妄の世界を止揚する力はありません。
立ち向かう、そんな勇ましいかけ声も、ただ虚空に失せるだけ。
天然の恵みに打たれるまでは・・・
打たれてはじめて、世界はかわるのです。
金色の調べ、その祈りは、"Grace be with you"。
いい時間を過ごせました。感謝。
岩場コースを下ります。
男岩に礼敬・・・呼ばわる響に耳澄ませます。
「天を仰げ、天から生きよ」と。
巻いて降り始めると・・・
ん?お見かけしたことがある様な・・・
何と、saitouさんではありませんか!
吾が、ご近所にして、親戚。80歳にして~ANTI-AGING !
(私はその歳でここを登れているかどうか・・・)
しばし、歓談。たっぷりと元気を頂戴しました。
それぞれの、上り、下りに。
一枚岩を・・・
抜き足、差し足、忍び足?
沢へと降り起ち、水君に通行の許しを請います。
水の時間に歩を合わせ・・・
語らって・・・
思想の交換。
水の精の翔逸・・・
翔踊・・・
その翔華に与って・・・
無事の下山、
徳養の山路に
感謝、感謝。
fin