金色の海原に、"A Merry Christmas!"
今日(12/25)は、二ッ箭山へ。
山行にはだいたい土日を充てていますが、ちょっと、延ばしました。
(元日も月曜日なのでちょうどいいかな?・・・)
本日は、クリスマス("Christmas")~キリストの誕生を祝う日です。
世界中でそれぞれ、どんな思いでこの日を迎えているのでしょう。
今日はダブルアクセル(山中2回転半)。~ガソリン代相応に愉しまねば?
たまには逆に、月山から。いざ。
只管、山脊に喘ぎます。
落葉のこの時季は、岩峰がきわやか。
見る角度で微妙に表情が変わりますが、一番お澄まし?
少し標高を上げると、表情は一変。
ハァハァゼェゼェ?月山を頂きました。小祠に礼敬。
那須甲子の峰々からの響が届きます。
(左から茶臼岳~朝日岳~三本槍岳~旭岳~大白森山~小白森山~二岐山)
頂いたお山はみんな心友?~二岐山。
旭岳。
そして、三本槍岳。
(大白森山、小白森山はピンボケにつきボツ~ごめんなさい)
「早く来い」と、男岩/女岩が招きます・・・
それではと、稜線を、すたこら。
自分の影に、鼓舞されて?
分岐を左へターン、岩場へ。
女岩は直ぐ其処。
ふ~、鎖にしがみ付いて?岩場のテラスへ。先客なし。
ん~、上天気。
方位盤へ上って、しばし、眺覧、周覧。
陽精の頌に、唱を合せて金色の海原。
クリスマスと言えば、
Xmasプレゼント、Xmasパーティー、Xmasケーキ、Xmasセール・・・。
"Christ"を"X"と略したあたりが、エゴイズムへの恥じらい、照れ隠しなのかな。
クリスマスが記念している、キリスト・イエス。
彼は、「宗教」によって、十字架に磔された方でした。
「十字架の言は滅び行く者には愚かであるが、
救いに与るわれらには神の力である」
と、パウロは記しています。
その問いは疎かにされがちです。
「宗教」の名において、どれほどの血が流されて来たことか。
「十字架は悔いへのくさびである
罪ふかくして悔いを完うし得ぬものへのめぐみである
何人でも仰ぎさえすれば救わるるという約束である
基督(キリスト)を見し者が信じたる福音である」
と、八木重吉は綴りました。
そして彼は・・・
「深い人生よりもっといい人生
それは個に徹した人生だ
浅くもなく深くもなく
浅ければ浅いままに
深ければ深いままに
力をつくして残無い人生だ」
と綴った人でもありました。
金色の海原には、同じ調べが流れています。
「天を仰げ」・・・
「天から生きよ」と。
天上には、まなざし。"Grace be with you"。
いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。ただし、下って上って、長~い復路で。(笑)
この岩のような人でありたいものです。
基部から・・・
恐る恐る?鎖場を降ります。
降り起てば、岩峰の呼ばわる響・・・
「天を仰げ、天から生きよ」と。
登山道には、常連のみなさんの和気あいあい。
降って、下って・・・〆張場へ。
〆張場からは、沢Cの上り返し。~水君に礼敬、通行の許しを請います。
水霊と語らえば・・・
その時間、その謙廉に合せられます。
源頭は間近。
門番さんに礼敬。
稜線へと上がるには・・・
容赦のない急登。
見晴らしの岩から~男岩、女岩がむつみます。
さらに上へ、地獄坂にあえぎ、ぐる~っと周って月山新道。
再び、〆張場へ降ります。
沢Cへと立ち戻り・・・水の時間に歩を合せます。
水君の・・・
翔逸、翔華、翔踊に与って・・・
無事の下山、
嘉福の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin