耳澄ませば、二ツ箭の呼ばわる響。
今日(2/25)は、二ツ箭山へ。
風が強そうですが、天気は良さそうです。
先の週は、雨粒に追い立てられ?そそくさと下山してしまいました。
この山を篤と味わうには、やはり、ダブルアクセルがいい。
足が喜びます。
*馴染みのない方のためにコースの概要を少し・・・
R399沿いにある駐車場に車を置いて出発~『〆張場』から『一枚岩』『胸付き八丁』を経て『女体山』岩場のテラスへ~ひと息入れ『修験台』を経て沢を降り『〆張場』へ~そこから『月山新道』を登り返して月山を頂き、周って『山頂』分岐、『女体山』岩場のテラスへ~ひと息入れて『胸付き八丁』‐『一枚岩』‐『〆張場』を踏んで登山口へと戻る~『〆張場』を起点に2回転のダブルアクセルとなります。
登り始めると、もう、降りて来られた方が。
1/14も同じシチュエーション?kannoさんとtakanoさんでした。
7時に発たれて、この時間。お疲れ様。
御滝沢に客となり、水の精にご挨拶・・・
その謙廉に合せられます。
〆張場から、山脊へ。
『一枚岩』は、抜き足、差し足、忍び足?
常連のみな様に追いつきました。(Y田さん、M浦さん、O内さん)
お喋りを愉しみながら進んでゆくと・・・S藤さんが降って来られました。
やはり、「風が強い」と。
「幸福とはすべて本質的な意味において詩であり、詩とは敢為なのだ」
と何方かが仰っておられたっけ。
棚から牡丹餅の様な「幸福」などくそくらえ?(笑)
骨折り、精進、刻苦、汗の代償こそが、紡ぎだした言葉。
みんな、詩人なのです。
岩場に直下。
「天へ、天から生きよ」・・・呼ばわる響に、耳澄ませます。
ロープ、鎖のお世話になります。
男岩/女岩を分つ基部へと上って、ひと息。月山のエ~ル。
もうひと踏ん張り。
男岩に鼓舞され・・・
攀じります。
了えて、ひと息。
女岩(女体山)を、頂きました。
ん~、陽精の頌・・・
月山の祝福に与ります。
さて、岩場のテラスへ。
常連のみな様とお喋りをたのしみながら、飲み食い。
今日は、ダブル。テラスを辞して・・・修験台へ。
"夫婦岩"が睦みます。
そこを転げ落ちれば?・・・
沢床。
門番さんにご挨拶し・・・通行の許しを請います。
累々の岩、一つ一つと言葉を交わして。
水の精、その時間に歩を合せます。
〆張場から『月山新道』を登り返し、分岐へ。
"夫婦岩"と語らいながら・・・
月山へ。
後は、すたこら、山頂分岐を廻って・・・
岩場。
岩場のテラスへ。
ん~、まったり。
天上には、まなざし・・・ "Grace be with you".
天にまなざしがあるからこそ、人間は自分のことを、世界のことを、
真剣に、真面目に、考えることがかなうのです。
陽精の頌にまどろみます。
いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。
降りは巻いて・・・
後は、すたこら。
水の精と・・・
言葉を交わしながら。
無事の下山、
愉然の山路に
感謝、感謝。
fin