あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/和衷 2020年1月16日

雄邁の男岩。 

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今日は、二ツ箭山へ。

予報がこれほど外れるのも、めずらしい。昔気質の職人さんなら、

「こんなやっ付け仕事で金とっちゃあいけねぇよ」とキッパリいうでしょうね。

でも、サプライズがあって、愉しい山日和?でした。

 

 

 さて、登山口では、何と親戚でもある近所の saitouさんとバッタリ~!

先日、散歩の折、「二ツ箭山は愉しいですよ~」と吹き込んだのでしたが?

確りと彼の脳裏にインプットされていた様です。

しかし、大先輩。「この前、鎌倉岳に登ってきた」とは仰いますが・・・

今日は彼のSP?となって、ご案内しましょう。

~身繕いして、いざ。

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登り始めると、もう下りて来られた方が。常連のイガグリさんでした。 

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御滝で、礼敬。謙廉に合せられます。 

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大工の棟梁としての貫禄。 

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水の精と語らいながら。 

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〆張場に。 

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山脊へと喘ぎます。 

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一枚岩をこなして、ホッ。

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水場で息んでいると、

O内さんとT田さんが早々と降りて来られました。

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お二人を見送り・・・

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胸突き八丁。アクセル全開。 

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岩場に直下。呼ばわる響に、耳澄ませます。 

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総合的/俯瞰的に判断?鎖場を回避し、反対側の巻道へ。 

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決してラクではないのですが、よもやの危険度はやや緩和されます。

歩一歩を確実に。 

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男岩/女岩を分つ基部へ。月山のエ~ル。 

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女岩から、男岩。そのエ~ル、その衷誠に浴します。

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女岩を頂きました。

雲さんが、その頌が、空を統べります。 

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岩場のテラスへ。

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「こごまでくっと、達成感がでんない」~満足気の saitouさん。 

お疲れ様です。私が同じ年齢だったとして、此処まで歩いて来れたかどうか・・・

昼餉としましょう。

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歩くことは、人間にとって本源的なもの。

生きることとほとんど同義の振る舞いだと思えてなりません。

曰わく、「人生の歩み」、「未来へと歩いてゆこう」。

歳を重ねればかさねるほど、その想いは純化・透徹したものに。

山に「居場所」を見いだしたものは、幸いなるかな。

「生きなければならない」というのではない、

「生きることを許されている」のだと、お山は告げています。

 

 

 

耀耀の洋、その慰撫、ねぎらいに与ります。

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そうこうしていると、kanekoさんが到着。しばし歓談。

背には、jinboさんの形見のザック。故人の顔が浮かびます。 

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いい時間を過ごせました。感謝。

帰るとしましょう。それぞれの上り下りへ。

 

総合的/俯瞰的に?沢コースをチョイス。

危なさはあるものの、体力的には少しやさしいはずです。

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激降って・・・ 

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沢床へと降り起ちます。 

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水の精に、通行の許可を乞います。 

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岩の感触を確かめながら、ゆっくりと。 

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水の時間に歩を合せます。 

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saitouさんの足取りは確か。 

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ご自分のペースに忠実に。 

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ひと息入れて、感慨。 

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水の精に守られ・・・ 

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無事の下山、

和衷の山路に

感謝、感謝。

 

saitouさん、お疲れ様でした~!

 

fin