秋はまだ、しんしんと。
今日(12/10)は、二ツ箭山へ。
この頃は、潜在的抑圧力もあってか?遠くの山には足が遠のきがちです。
メタフィジカルな点はともかく?フィジカルな面で鈍りがちなのは事実。
ここはひとつ、「喝!」を入れたい。
この山の〆張場を起点に、ダブルアクセル。
上って下ってまた上っての山中2回転が良さそうです。
駐車場で常連のみなさんとバッタリ。お喋りを愉しみたいところですが・・・
余分に歩きたいので、お先に。
御滝に礼すれば、謙廉。
水の流れに歩を合わせ。
水の精と・・・
思想の交換。
〆張場で沢と別れ、山脊へ。
恐る恐る一枚岩。見上げると?常連のS籐さん。
お久しぶりです。しばし歓談、四方山話。
辞して、胸突き八丁~岩場の直下へ。
「天を仰げ、天から生きよ」と呼ばわる響。
まだ息が調わぬまま、先を譲られてしまい・・・
フヮ~、しんどかった~!
後続を意識し過ぎ、つい体のリズムを無視してスイスイ、心臓がぁ・・・
上って心肺の猛烈抗議!?思わずへたり込んでハァハァ。
ダメダメ、もっと体に聴かなきゃ。~少し息んで、回復。
『男岩』~そっちへ廻る余裕なし?悪しからず。
『女岩』を頂きました。
ん~、陽精の頌、洋の真率。
なんのかのと言っても、ただ、このシーンに浴したかったんだなぁ。
洋は壮麗。
この陽彩、この燦爛、其々の正義や思想のあらわれなのか?~そうじゃない。
陽精も海も、みずから輝らなければならぬと思いこんで耀っているのではない、
すべてをお作りになった方がよしとされたからこそ、光っている。
そこにあるのはお作りになった方への従順、ただそれだけ。
だから神神しい。
世界中が、血まみれの「正義」や醜悪な「思想」で満ち溢れている。
この洋を見よ。
さて、岩場のテラス。通過。
修験台への道すがら、"夫婦岩"。
沢床には、たのしいオブジェ。
ゴロゴロの岩と・・・
水精とに礼して、通行の許しを請います。
〆張場から、月山新道の登り返し。
道を合わせ・・・
月山を頂きました。
凛々しい、男岩/女岩。
鞍部をそそくさ?(途中、下山のO町の方とS藤さんとスライド、立ち話)
分岐を折れて進むと・・・
前方から、常連の皆さん。
記念に、パチリ。
岩場のテラスに舞い戻り、ちょいと、ひと息。
洋の篤厚・・・
お山の篤実に励まされ、下るとしましょう。
男岩と言葉を交わし・・・鎖にしがみついて?
再び、水精にご挨拶・・・
のたりのたりと。
秋はフィナーレ。
心尽くしの祝筵のなか・・・
その目送に与りました。
無事の下山、
仁廉の山路に、
感謝。
fin