水の精、言祝ぐ。
淑気
あけまして
おめでとうございます。
山へと合わせられた、お一人おひとりの上に、
新年の福祥、健歩を切に祈り上げます。
新春の瑞祥の気のただようを淑気とか。
天然は不断の瑞祥、元旦のひと時、二ツ箭山に
遊ばせて戴きました。
御滝沢に分け入れば、水の精。
心を斉えます。
沢から山脊、岩場へ。不断の称名に淑気あり。
基部へと攀じり、男岩。
女岩を頂けば、陽精と雲と洋。
新年を言祝ぎます。
月山の神妙。
テラスには常連の方々。交ぜて頂き、閑談。
するとhondaさんが御出座し。
新しい年、先ずは健歩、"山へ!"ですね。
鍋焼きうどんを食べながら、歓談、四方山話。
雲さんたちが寄って来て仲間入りです。
陽精が笑んで聞いています。
光寵に応える洋。
のほほんのテラスを発って、月山へ。
睦まじい、"夫婦岩"。
"天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわります。
男岩、…
そして女岩。
月山新道から、再び沢へ。
水霊の細き声に、耳澄ませます。
砕かれて、魂。
"Grace be with you".
無事の下山、
新年の淑気に
感謝、感謝。
Fin