2020年、初めの頌歌。
あけましておめでとうございます。
みな様の、新年の福祥、
そしてお一人おひとりの健足、健歩を切に祈り上げます。
さて、今日(1/1)は、二ツ箭山へ。
大晦日は遅くまでTVを視聴、おかげで寝坊してしまいました。
でも元日です。山に行かぬわけにはまいりません。(笑)
気持ちを新たに、テキパキと準備し、いざ。
御滝に礼し、謙廉。
頌う、水の精。
その律動に歩を合せ、・・・ 歩一歩。
水の精、その語られざる哲学。
〆張り場から、山脊へ。
稜線に上がれば、漫歩。
岩場に直下。呼ばわる響に、耳澄ませます。
"天を仰げ、天から生きよ"。
鎖、ロープにご厄介。
男岩/女岩を分つ基部へ。月山のエ~ル。
女岩へと攀じります。
男岩からは、特大のエ~ル。
攀じり了えて、ひと息。男岩をまじまじ。
女岩を頂きました。
陽精の頌歌が、宙いっぱい。
陽精が頌えば、燦燦と唱を合せる洋。 新春を、言祝ぎます。
しばし、黙想。
さて、初テラス? 先客はお一人。
洋の讃歌に耳傾けながら・・・
鍋焼きタイム。
(いちばんの食べ時を撮り損ねてしまいました/笑)
居合わせた方とお喋り。
お二人を見送って、・・・
宙の惟いに、没入。
アランAlainのようにささやく、流浪雲。
曰わく、
「最後に、本当に納得するのは、いつも心のいちばん奥にある思いだ。
ひとはみな生きることに切々としている。死ぬことにじゃない。
そう、生きてる人を求めているんだ。
ぼくはここで、自分に"これでいい"と言っている人たち、
自分のよろこびを顔に出している人たちのことをさしている。
みんなが灰の上で泣き顔などせず、それぞれの薪を火にくべさえしたら、
それだけで、この世はどんなにすばらしいものになるだろう」(!)
(岩波文庫訳にちょっと手を入れました)
雲さんに仲間が。
さてさて、いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。
沢コースへ。
修験台から、睦まじい"夫婦岩"。
沢床へと降り起ち、・・・
水の精に、通行の許しを乞います。
寒を透し、水は心を顕します。
水の時間を、てくてく。
水の翔逸。・・・
そして、翔躍、翔華に与り・・・
無事の下山、
山路の淑気に
感謝、感謝。
fin