あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/愉然 2015年12月27日

  陽精の讃歌、洋の真率。  
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  今日(12/27)は、二ツ箭山へ。

  先の週が見事な高気圧なら、
  今日は鮮やかに西高東低、頗る付の冬型です。
  昨晩の雨も、起きて見れば薄っすらと雪、
  所々、道は凍てつき、何やら真冬日の様相です。

  こんな日は、迷わず二ツ箭山ですね。
  
  


  御滝沢に分け入り、
  水の時間に心を合せます。

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  早くも下って来られたMさん、"良いお年を"。
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  水光の麗佳、水霊の言思に浸るひと時。
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  ゆらいで、"Grace be with you"。
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  沢から山脊、すると標識を直す御仁が。もしかして…?
  やはりJさんでした。忙中健歩、どうぞ良いお年を。
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  岩場に直下すれば、倦まず弛まず呼ばわる響、
  "天へ、そして天から生きよ"と。
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  宙が唱を合せます。
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  男岩と女岩の基部へと上がれば、
  月山からのエ~ル。
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  さらに攀じれば、男岩。 
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  洋は奏で、陽精は頌います。
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  心合せて、月山。
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  テラスには常連のみなさんの和気藹々。
  譲坐のご厚情に与かり、いつもの"鍋焼きうどん"。
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  しばし歓談、四方山話。
  先に発つSさん達を見送ります。
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  残ったHさん、Tさんと陽だまりtalking。
  陽精が笑んで聞いています。
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  新約書の主人公は、弟子達に語られた。
  "兄弟の目にあるおがくずは見えるのに、
  なぜ自分の目にある丸太に気づかないのか。
  自分の目にある丸太は見ずに、兄弟に向かって、
  『兄弟よ、おまえの目にあるおがくずを取らせてくれ』
  と、どうして言うことができようか。
  偽善者よ、まず自分の目から丸太を取りのけなさい。
  そうすれば、はっきり見えるようになって、
  兄弟の目にあるおがくずを
  取りのけることができるであろう"と。
  ・・・・・・・
 

  "然うだね"と、宙soraが肯いています。
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  お二人を見送って、阿武隈の頌歌。
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  ひと時の寛閑に礼して。
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  帰りは沢コース。
  修験台に"夫婦岩"と語らいます。
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   男岩…
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  そして女岩。
  睦まじい二重唱。
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  沢に降り起ち、水の精にご挨拶。
  素直な信が凛としている。
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  水の声、水の頌歌に耳澄ませながら。
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  御滝に礼して、山路を了えます。
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  無事の下山、
  水霊の歓昵、愉然のひと時に
  感謝、感謝。


  Fin