陽精の頌が、瞬く間に霰の雲を散らせました。
今日(12/18)は、二ツ箭山へ。
夜中に降雪の予報もあって、ちょっと心配しましたが、杞憂。
往きでは、雪がやや舞いながらも、道路はほぼドライでしたが、
ただ、復りは、途中から、何と吹雪、
帰宅してみれば、其処は雪国?でした。(笑)
今回も、上って下ってまた上っての山中2回転~ダブルアクセル。
沢、岩場、尾根歩き~この山を隈なく楽しむにはこれがいい・・・
私はガソリン代に見合った愉しみ方?を心がけております。(笑)
水の精に礼すれば、謙廉。
その流れに歩を合せます。
〆張場から、山脊へ。勾配に喘ぎます。
水場では、常連のみなさんが息んでおられました。(O内さん、M浦さん、Y田さん)
その上では、S藤さん。
辺りがちょっと白んだなと思ったら、何と霰(あられ)。
今日は巻いて・・・
女岩を頂きました。辺りは雹々?
ん~、水平線が定かでない。
岩場のテラスに廻ると、劇的に空がひらけて・・・
陽精の頌。
「この人生におけるわれわれの一切の仕事は、
神を見ることのできる心の目に健康を取り戻すことである」
とは、アウグスティヌスの言葉。
少しばかりの留保をお許し頂けば、「耳」も同じ。
心の目のみ見えないものに目を注ぎ、心の耳のみ細き声に耳澄ませます・・・。
耳澄ませ、陽精の頌に。
唱を合せる、洋。
さあ、次は沢へ。途中で“夫婦岩”。
ロープにしがみ付いて?・・・
沢床へ。門番にご挨拶。
水精に礼して、通行の許可を請います。
足裏で言葉を交わし・・・
〆張場へ。
〆張場から、月山新道。
勾配に喘ぎます。
下からの道を合せて、ハァハァゼェゼェ?・・・
月山を頂きました。
周回の鞍部で、常連のみなさんと再会?
分岐を折れて・・・
岩場へ。
岩場のテラスに舞い戻りました。
陽だまりにまどろみます。
洋には調べ・・・
天上には、頌。
世界中の、暴力の虜になっている人たちよ、
山に登れ、そして・・・
みんな、山の上で、見えぬものに目を注ぎ、ほそき声に耳澄ませよ。
さて、いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。
男岩と言葉を交わしながら・・・
「天を仰げ、天から生きよ」と呼ばわる響。
後は、すたこら?
水の精と語らいながら。
結びの秋の目送に与って・・・
無事の下山、
和喜の山路に
感謝。
fin