今日(2/19)は、二ツ箭山へ。
予報が芳しくなく、どこへも、「傘マーク」がついて回りそうです。
心なしか東の空が明るそう?~つい、つられてしまいました。(笑)
時間差こそあれど、「傘マーク」は的中、少し雨にあたりましたが、
山中、サプライズもあって、愉しい運歩となりました。感謝。
(雪の残る夏井~川前間の通行は遠慮。暖かい日が続いたので、いざ・・・)
御滝に礼敬、二ツ箭に客となります。
水の時間をトコトコたどると・・・
水の精の謙廉に合せられます。
〆張場から、山脊へ。一枚岩を慎重に。
岩場に直下。
「天を仰げ、天から生きよ」と、呼ばわります。
ロープ、鎖にしがみついて・・・
やっとこさで?基部へと上がると、何と其処に、saitouさんが!
いやはや、船引から、私より先に入っておられたとは。
saitouさんは巻道、私は岩場を攀じります。
背を押し上げてくれる、男岩。
攀了、あらためて、男岩。男前ですね?
とっくに「傘マーク」の時間帯ですが・・・何とか、セーフ?
saitouさん、お疲れ様です。 そこじゃなくて・・・
岩場のテラスへ、ご案内。
達成感、爽快感・・・感懐はてんこ盛り?
~ポツリポツリと雨が降り出し、あわてて、飲み食い?
コロナ禍あり、震災有り、また戦争の愚行、形を変えた暴力の狂態あり・・・
凡そ正気の人間なら暗澹、その「暗さ」に立ちすくんでしまうでしょう。
山に登ったからと言って、これらのどれ一つとして改良されやしない。
ただ、その喜びは、人生のありうべき光明の一つには違いない。
山を頂くことで、暗き中、悲しみではなく喜びを指し示すことはできる。
「AI」だなんだと浮かれて、
暴力の「ボ」の字すら譴責、その実行が出来ずにいる世界。
天は、世界を改良せんとの血なまぐさい「正義」など、求めてはいない。
ただ、ほんとうの生命、ほんとうの言葉、ほんとうの愛、
その奈辺、その所在、その喜びを、
生涯かけて実験し、証明せよと、促しているのだ。
世界中のみんなが、一人ひとりが、その喜びに満ち溢れるなら、
その光明を前に、どんな「暗闇」も、いたたまれなくなるだろう。
二ツ箭の勾配に喘ぐ先輩方、彼らの汗は、その事を教えている。
天上には、"Grace be with you".
さて、いい時間を過ごせました。感謝。
saitouさんは、往路を復すとのこと。私は沢へ。
”夫婦岩”の頌に歩を合せて。
沢床へ~降ろうとすると・・・
あらら、何と、hondaさんではありませんか~!
お元気そうで何より。ほんと、しばらく振りですね。
しばし、歓談、四方山話。それぞれの上り下りへ。
沢床へ降り、
門番岩に、通行の許しを請います。
後は、すたこら。
雨粒と語らいながら?
無事の下山、
和徳の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin