あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/和徳 2023年2月19日

今日(2/19)は、二ツ箭山へ。

予報が芳しくなく、どこへも、「傘マーク」がついて回りそうです。

心なしか東の空が明るそう?~つい、つられてしまいました。(笑)

時間差こそあれど、「傘マーク」は的中、少し雨にあたりましたが、

山中、サプライズもあって、愉しい運歩となりました。感謝。

 

 

(雪の残る夏井~川前間の通行は遠慮。暖かい日が続いたので、いざ・・・)

御滝に礼敬、二ツ箭に客となります。

 

水の時間をトコトコたどると・・・

 

水の精の謙廉に合せられます。

 

 

 

〆張場から、山脊へ。一枚岩を慎重に。

 

岩場に直下。

「天を仰げ、天から生きよ」と、呼ばわります。

 

ロープ、鎖にしがみついて・・・

 

やっとこさで?基部へと上がると、何と其処に、saitouさんが!

いやはや、船引から、私より先に入っておられたとは。

 

 

 

saitouさんは巻道、私は岩場を攀じります。

 

背を押し上げてくれる、男岩。

 

攀了、あらためて、男岩。男前ですね?

 

とっくに「傘マーク」の時間帯ですが・・・何とか、セーフ?

 

saitouさん、お疲れ様です。 そこじゃなくて・・・

 

岩場のテラスへ、ご案内。

 

達成感、爽快感・・・感懐はてんこ盛り?

~ポツリポツリと雨が降り出し、あわてて、飲み食い?

 

 

コロナ禍あり、震災有り、また戦争の愚行、形を変えた暴力の狂態あり・・・

凡そ正気の人間なら暗澹、その「暗さ」に立ちすくんでしまうでしょう。

山に登ったからと言って、これらのどれ一つとして改良されやしない。

ただ、その喜びは、人生のありうべき光明の一つには違いない。

山を頂くことで、暗き中、悲しみではなく喜びを指し示すことはできる。

「AI」だなんだと浮かれて、

暴力の「ボ」の字すら譴責、その実行が出来ずにいる世界。

天は、世界を改良せんとの血なまぐさい「正義」など、求めてはいない。

ただ、ほんとうの生命、ほんとうの言葉、ほんとうの愛、

その奈辺、その所在、その喜びを、

生涯かけて実験し、証明せよと、促しているのだ。

世界中のみんなが、一人ひとりが、その喜びに満ち溢れるなら、

その光明を前に、どんな「暗闇」も、いたたまれなくなるだろう。

二ツ箭の勾配に喘ぐ先輩方、彼らの汗は、その事を教えている。

 

天上には、"Grace be with you".

 

さて、いい時間を過ごせました。感謝。

 

saitouさんは、往路を復すとのこと。私は沢へ。

 

夫婦岩”の頌に歩を合せて。

 

沢床へ~降ろうとすると・・・

 

あらら、何と、hondaさんではありませんか~!

 

お元気そうで何より。ほんと、しばらく振りですね。

しばし、歓談、四方山話。それぞれの上り下りへ。

 

沢床へ降り、

門番岩に、通行の許しを請います。

 

後は、すたこら。

 

 

 

雨粒と語らいながら?

 

無事の下山、

和徳の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

fin