今日(6/4)は磐梯山へ。
里山が三週続いてしまいました。
あの雪渓に遊ぼうかと、脳裡には過ぎるのですが、
ハ~トが揺らぎ、どうも定まりません。
そんなときは、やはりこの山、磐梯山でしょうか。
いつもの表から~に気持ちがイマイチです。
久し振りに裏から、・・・。
古語に因めば、オモテとウラは顔と心を意味するとか。
表と裏。区別はあれど、分裂ではなく、統一。
表裏一体の字義通り、両者相俟って一つです。
かつて懊悩山と呼ばれたこの山の、心の襞は荒々しい。
でもそんなお山の歴史なればこそ、
ちっちゃな人間のちっちゃな懊悩を、やさしく・・・
熔かせるのでしょう。
ゲレンデを了え、樹林へ。
新緑と光彩の交響の中を。
イワカガミの鄭重なご挨拶。
ガレの砂礫へとポンと投げ出されると、荒あらしい屏風。
櫛が峰は居丈高?
いざ、火口の淵へ。
往時の爆裂を想います。