今日(4/15)は磐梯山へ。
放射能はたくさんの「生活」を毀損し、
惨恨は其処彼処に。
胸を塞ぐ生活がもたらされ、
この有り様では「敗け」?
原子炉の廃炉を待たずに、
自らの心身が廃落でしょうか。
敗けたくない、敗けないぞ。
~それがみんな誰しもの心意気。
でも何によって?
諦観? 憎悪?
・・・・・・・・・・
お山はただ寂かに微笑んで。
感謝です。
ゲレンデに起てば、なんだか一年振りのような。
ここのところの心肺の鬱屈で、息が上がります。
宙(sora)に樹々の爽快。
浴びた放射線も解けて。
雲もちょっと顔を出し・・・。
お山はただ黙ってお出迎え。
「よく来た、よく来た」と、
腐った雪が腐った足を可愛がります。
赤埴林道分岐から櫛が峰を。
沼の平へと入ります。雪はたっぷり。
「お~、元気が」、お山は新調の雪衣で応接です。
度重なる地の震い。
でも貌に大きな傷はなさそうです。
のんびり、貌を眺めながら、沼の平を逍遥です。
ちょっと斜に構え。
上部の純白に比べると、こちらはなんとも・・・。
青い空、そして白い雪???
火口の淵へと上がりました。
彼方にはうっすらと、でも厳かに飯豊。
心配していた天狗岩。何とか持ち堪えました。
こうしていても火口壁では大きな音とともに落石(岩)が。
弘法清水小屋。
花粉症のクシャミ三連発と共に到着です。
いざ山頂へ。
休憩中に追い着いた元気印の方が先行します。
ノゾキから東壁と山頂部を。
山頂の上には可愛い彩雲が。
磐梯山頂に到着。
出たがりの?私です。飯豊を背に。
この方に撮って頂きました。
(東京から来られたRさん)
東尾根、赤埴山を見下ろします。
櫛が峰。
飯豊連峰を望んで。
山頂によい時間を満喫、そろそろ下りましょう。
吾妻を眺めながら。
ノゾキから東壁、東尾根、赤埴山、そして川桁山塊。
山頂部、再び。
あれれ、カモシカ?
と思ったら、何とワンちゃんです。
カメラを向けると立派にポ~ズ?
ご主人様は何処に?と見渡せば、遅れて・・・。
お歳を伺えば、カクシャク。襟を正します。
宙(sora)には雲の優雅な舞い。
沼の平に降りて。
樺のプロムナ~ドを。
今日はただ黙って。
沼の平は春ど真ん中。
お山の優しい視線に見送られ、沼の平を後にします。
鏡沼と赤埴山。
安達太良からの響(こえ)。
「またいつでも来な」。
はい、そうします。
湖も春爛漫。
川桁の山並みが行を了えた山人をねぎらいます。
心肺の鬱屈が息を切らせましたが、無事下山。
感謝です!
Fin