今日(6/12)は、
阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)
及び
を見回ります(巡視)。
ツツジはハイシ~ズンを了えつつあり、
遅咲きの株も残り僅かとなりました。
訪れるハイカ~の方々の数もそれに比例して。
今日の天気はまあまあの様子。
高柴山の後に、もう一山。
あれこれ迷って、二ツ箭山に決めました。
震災でダメ~ジを受けてしまったこのお山を
見舞うことにします。
高柴山で、二ツ箭山で、
良い出会いに恵まれました。
感謝です。
高柴山の前に堂山王子地域を見回ります。
堂山王子神社の石段をのっしのっしと。
静かな佇まい・・・、何も変わりなく。
次は車で数分、「高柴山」門沢登山口へ。
木漏れ日の中、登山口を発ちます。
いつもの「元気」の樹。意気盛んです。
ギンリョウソウがかた寄せ合って。どんな会話が・・・。
ツツジはもう舞台を降りつつあります。
小さな野辺の花のご挨拶。
日影山、蓬田岳。
阿武隈の山々。今日は霞んで。
山頂部では麓・牧野地区のみなさんによる下草刈り、
機械音が響きます。
ヤマツツジの元気のなさに、訪れたみなさんも残念~。
急遽、「放射線学会」の開催です。
見回りも了えました。
お花さんたちに挨拶をしながら下山です。
「くもり」の予報が気になりますが、まだ木漏れ日。
無事下山終了です。
さて、まだ午前。
もう一山。隣の一盃山も考えましたが、次の機会に。
少し車を走らせ、いわき市の二ツ箭山へ行くことにします。
大震災でかなりのダメ~ジが報告されています。
気になります。
『二ツ箭山』へ。
触書は、自己責任を貫徹せよと教えています。
お花は「入山」を心から歓迎してくれています。
御滝の水はいまにも涸れそう。
雨がないから?地震のせい?水の挙動が不審です。
岩場が気になります。山脊へと喘ぎます。
「30Mのクサリ場」のポイントに着きました。
地震による女体山の崩落に巻き込まれ、
たくさんの木が薙ぎ倒されています。
「30Mのクサリ場」のル~ト自体に損傷は無い様子。
ロ~プも鎖も確り固定されています。上ります。
女体山/男体山の基部へと上がりました。
この上は、ちょっと不安があるので、
此処から先は左を巻いて上がります。
基部から男体山を見上げます。
女体山に上がって月山を望みます。
やはり岩場のテラスには常連さんの姿が~。
(M浦さんと奥様)
テラスの上では、O山岳会のN山さんご夫妻とFさんが、
地震で台座ごと崩れ、大ダメ~ジを受けた方位盤の修復に
励んでおられました。
カップラ~メンを食べて元気百倍!?
不肖私もハンマ~を手に「微!」力ながら、
お手伝いをさせて頂くことに。
一段落。二ツ箭への愛の深さですね。(照れますか?)
たいしたお手伝いも出来ませんでしたが、
申し訳ない、先に下山させて頂くことに。
(修験台から男体山、女体山)
M浦さんご夫婦が先行して、沢コ~スを降ることに。
急斜面をロ~プを頼りに沢床へと。
あ~、此処ですね、
岳友のブログに報告されていた崩落箇所は。
何トンもあろうかという岩が大量に落ちて来ています。
これは惨状です。
岩と共に大量の倒木が渓を埋めています。
いつもの渓相もあり、和みます。
訪れる方がほとんどいなくなり、
心なしか荒れてしまっていますが、
でもかえって、野趣を取り戻せたというか・・・。
原始への希求がお山にはあるのでしょうね、きっと。
愉しく語らいながらの無事下山、
感謝。
Fin