あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山(&堂山王子)~二ツ箭山 2011年6月12日

 今日(6/12)は、
 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)
 及び
 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町
 を見回ります(巡視)。
 
 ツツジはハイシ~ズンを了えつつあり、
 遅咲きの株も残り僅かとなりました。
 訪れるハイカ~の方々の数もそれに比例して。
 
 今日の天気はまあまあの様子。
 高柴山の後に、もう一山。
 あれこれ迷って、二ツ箭山に決めました。
 震災でダメ~ジを受けてしまったこのお山を
 見舞うことにします。
 
 高柴山で、二ツ箭山で、
   良い出会いに恵まれました。
 感謝です。
 
 
 
 高柴山の前に堂山王子地域を見回ります。
 堂山王子神社の石段をのっしのっしと。 
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 静かな佇まい・・・、何も変わりなく。
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 次は車で数分、「高柴山」門沢登山口へ。
 
 木漏れ日の中、登山口を発ちます。 
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 いつもの「元気」の樹。意気盛んです。
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 ギンリョウソウがかた寄せ合って。どんな会話が・・・。 
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 ツツジはもう舞台を降りつつあります。
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 小さな野辺の花のご挨拶。 
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 日影山、蓬田岳。
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 阿武隈の山々。今日は霞んで。
 山頂部では麓・牧野地区のみなさんによる下草刈り、
 機械音が響きます。 
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 ヤマツツジの元気のなさに、訪れたみなさんも残念~。 
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 急遽、「放射線学会」の開催です。 
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 見回りも了えました。
 お花さんたちに挨拶をしながら下山です。 
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 「くもり」の予報が気になりますが、まだ木漏れ日。 
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 無事下山終了です。 
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 さて、まだ午前。
 もう一山。隣の一盃山も考えましたが、次の機会に。
 少し車を走らせ、いわき市の二ツ箭山へ行くことにします。
 大震災でかなりのダメ~ジが報告されています。
 気になります。 
 
 
 『二ツ箭山』へ。
           
            
 触書は、自己責任を貫徹せよと教えています。 
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 お花は「入山」を心から歓迎してくれています。 
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 御滝の水はいまにも涸れそう。 
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 雨がないから?地震のせい?水の挙動が不審です。 
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 岩場が気になります。山脊へと喘ぎます。 
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 「30Mのクサリ場」のポイントに着きました。
 地震による女体山の崩落に巻き込まれ、
 たくさんの木が薙ぎ倒されています。 
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 「30Mのクサリ場」のル~ト自体に損傷は無い様子。
 ロ~プも鎖も確り固定されています。上ります。 
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 女体山/男体山の基部へと上がりました。
 この上は、ちょっと不安があるので、
 此処から先は左を巻いて上がります。 
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 基部から男体山を見上げます。 
 
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 女体山に上がって月山を望みます。 
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 やはり岩場のテラスには常連さんの姿が~。
 (M浦さんと奥様) 
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 テラスの上では、O山岳会のN山さんご夫妻とFさんが、
 地震台座ごと崩れ、大ダメ~ジを受けた方位盤の修復に
 励んでおられました。 
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 カップラ~メンを食べて元気百倍!?
 不肖私もハンマ~を手に「微!」力ながら、
 お手伝いをさせて頂くことに。 
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 一段落。二ツ箭への愛の深さですね。(照れますか?) 
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 たいしたお手伝いも出来ませんでしたが、
 申し訳ない、先に下山させて頂くことに。
 (修験台から男体山、女体山) 
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 M浦さんご夫婦が先行して、沢コ~スを降ることに。
 急斜面をロ~プを頼りに沢床へと。 
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 あ~、此処ですね、
 岳友のブログに報告されていた崩落箇所は。 
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 何トンもあろうかという岩が大量に落ちて来ています。
 これは惨状です。 
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 岩と共に大量の倒木が渓を埋めています。 
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 いつもの渓相もあり、和みます。 
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 訪れる方がほとんどいなくなり、
 心なしか荒れてしまっていますが、
 でもかえって、野趣を取り戻せたというか・・・。
 原始への希求がお山にはあるのでしょうね、きっと。 
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 愉しく語らいながらの無事下山、
 感謝。 
 
 
 Fin