あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良山へ。 2011年4月24日


 今日(4/24)は、安達太良山へ。
 
 山へ向かうキモチが沸沸としません。
 でも、行かないよりは行った方が断然良いと、
 そう思って近場のお山へ。
 滲む汗は放射線の消化酵素
 お山の爽快は、
 放射線によって毀たれた細胞の残骸を蔽って、
 新しい細胞の誕生を促し、起こします。

 兎にも角にも、登る、登れる環境が
 ほんの僅かでも備えられているのなら、
 登らなきゃ、そんそん、・・・・・。
 
 汗して稜線に起てば、
 勁風がお山の精霊を肢体に吹きつけてくれます。
 感謝。

      
      
 初めて? 
 雪のあるこのゲレンデを上るのは初めてかも知れません。
 腐った雪が小気味良く?ステップをフォロ~します。      
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 樺の元気なエ~ルに疲れもとんで。 
 
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 和尚さんも今日は貌を出してくれました。
 
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 来る途中は厚い雲に蔽われ心配しましたが、
 山頂もお目見えです。
 
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 『なにもかもみんなたよりなく
 なにもかもみんなあてにならない
 これらるてんのせかいのなかで 
 そのたよりない性質が
 こんなきれいな露になったり
  ・・・・・・・
 (宮沢賢治、「過去情炎」から)


 

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 上天気の到来です、篭山も嬉しそう。
 
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 一汗かけば、鉄山から響(こえ)が。
 
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 山頂は直ぐ其処!
 
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 安達太良の山頂。青空と雲を従えて。
 
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 前ガ岳を小姓に和尚山。
 
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 烈風の歓迎に遊んでいたら、
 くろがね小屋経由でお一人到着。
 お互い、震災、原発を歎き・・・。
 
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 お陰で、私も登頂証拠写真をば。
 
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 山頂から、矢筈ガ森、鉄山を。
 
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 安達太良山頂を後にし、牛の背から振り返って。
 
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 船明神の奥に磐梯山
 
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 再び、山頂。
 
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 矢筈ガ森の岩稜。
 
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 残雪を微妙な色合いで「汚し」て。
 
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 矢筈から、胎内岩方面。
 
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 同じく、船明神、障子岩を。
 
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 沼の平。
 
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 障子岩。
 
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 鉄山。
 
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 奥に、安達太良の山頂。
 
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 烈風の稜線を退散し、矢筈の傍に沿って降ります。
 
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 雪上の島のような。
 
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 上陸?今日は止めておきます。(笑)
 
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 振り返り、振り返りつつ、一路くろがね小屋へ。
 
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 山頂が気持ちよさそうに空に沐浴して。
 
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 お山も今日は無心?
 
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 鉄山が迫ります。
 
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 馬の背の稜線を見上げて。
 
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 烈風にラ~メンどころではありませんでした。
 くろがね小屋に休ませてもらいましょう。
 
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 何とサプライズ、小屋にシミケンさんが!
 あら~、久し振り~!!!
 飯豊連峰梶川尾根の合同保全作業をご一緒して以来です。
 彼はこの山の常連さんでありました。
 
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 山談義に華を咲かせ、ふと、
 ところでリョウさん最近会えてないなぁ、
 どうしてる?とウワサを始めれば、・・・
 何とご本人が!?登場~。
 (いやはや、ビックリでした!)
 
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 GWにパ~ティを組むお二人をツ~ショットで。
 
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 温かい小屋にゆっくり休ませて頂きました。
 お二人と別れて帰路に就き、鉄山を見上げます。
 
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 暖かな陽射しを享けて、くろがね小屋。   
 
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 途中に安達太良の山頂(左)と篭山。
 
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 下山を途中からご一緒した、いわき市に避難中の方。
 震災、原発、・・・苦悶の中の山路。
 お山はどんな響(こえ)を
 彼に語りかけてくれたでしょうか。
 
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 Fin