高柴山頂に群咲くマツムシソウ。

今日(9/1)は、
阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、
及び
を見回ります。
高柴山の山頂では、今年も清祥、
マツムシソウの群落に出合えました。
たくさんのエ~ルに、感謝。
行了後、いつもの様に、二ツ箭山へ行こうかと、
思っていたのですが、残暑厳しき折柄、
安達太良山が、頭を掠めました。
標高710Mと1700M、どちらが涼しいかなぁ。(笑)
結論は、・・・より近いこともあり、安達太良山に。
『高柴山』
門沢登山口から、入ります。

秋です。秋の messenger 、イガグリくん。

”元気の樹”も溌剌。

蛍草。
別名に月草、露草、帽子花、青花。
『 蛍草ほたるぐさ しづかな声は溜まるなり 』(藤田湘子)

まだまだ陽の力は剛直。汗が滴ります。

山頂展望台に到着。阿武隈の大地が展がります。

のほほんと憩うひと時。

今年も健気に咲いた、マツムシソウ。
かなしみもあるだろうに、
いかれるこころもあるだろうに、
みんなとかして、ちんもくを、さいている。

沈黙は言語、天使の言葉。

『 しばらく
ちんもくのせかいへゆけ
ちんもくはぬぐうてくれる 』
( 八木 重吉)

お山は笑う、人間の高ぶりを、裁く心を。

さて、何事の変わりあるなく、安堵。下ります。
木々と光を浴びながら。

無事の下山、感謝。
『堂山王子神社』
時間的には前後してしまいますが、堂山王子神社は
高柴山の前に。杉木立に時間がゆっくり流れます。


時間に余裕あり、次は安達太良山へ。
『安達太良山』
二ツ箭山よりやや近いのですが、山行時間は倍以上。
ちょっと気合を入れて歩きましょう。
まずは「くろがね小屋」へ。
見晴らしから、山頂が、こんにちは。

くろがね小屋が見えて来ました。

さすがに、
これ以上昼餉の時間を遅らせては歩けなくなります。
小屋で息ませて頂き、ラーメンタイム。
胃に満足してもらって、上を目指します。
峰の辻。山頂が近づきます。

ヘリです。救急出動の様な緊張感はありません。訓練?

山頂を蔽う秋の空。Tシャツじゃ、寒いぞぉ~。(笑)

せかせかは心の余裕を奪うもの。
やっと綽然、被写体に納まります。

悠然として和尚山。
私の急ぎ足を冷やかします。

牛の背、~鉄山、延びる稜線。

篭山の彼方には、福島市。
涼しさ超ゆる秋の声、一枚羽織って稜線へと繰り出します。

この山の真面目、沼の平。大地の破れ。

ぐる~っと廻ってみたい気もしますが、・・・

時間が許してくれそうもありません。

沼の平の名主様にご挨拶をして、稜線を離れます。

鉄山に見守られ・・・

矢筈ガ森にエ~ルを頂戴して

お山にいとまを告げます。

アサギマダラでしたっけ?よく見かけます。

烏川の流れに再び出合えば、終点間近。

無事の下山、
ひと時の秋涼、秋信に
感謝。感謝。
Fin