あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良山/雪霰 2015年10月25日

   静謐、三階滝。
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   今日(10/25)は、安達太良へ。

   秋清の湯川渓谷に遊び、
   ひと時、水明の静謐、水霊の歓待に与りました。
   感謝。

   ついでに寄った安達太良山頂には雪霰混じりの烈風、
   初冬の様相に圧倒されてしまいました。  



   塩沢スキー場には、取りの紅葉が燦爛。
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   10月初旬の爆弾低気圧で、かなり葉が落ちたそうな。
   沁みる秋の晩れ。
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   三階滝を巡るコースを択び、一旦降ります。


   水は自由…。
   万有引力の奴隷ではありません
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   低きへと、低きへと…
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   万有引力をおいまくります。
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   ほとばしる湯川の衷情。
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   滝には…
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   自由があり…
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   誠実があり…
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   真率がある。
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   あかるんだ渓に遊ぶ至福。
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   想恋ノ滝。
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   大きなエ~ルを、ありがとう。
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   八幡滝。
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   エ~ルを押し戴きます。
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   心を斉えてくれる…
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   水の音。
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   さて渓からくろがね小屋へ。


   お腹が空きました、一息入れましょう。
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   おにぎりを食べていると、何とリョウ君が。
   昨年の飯豊の保全作業以来だから、随分と久しぶりです。
   しばし歓談、四方山話。
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   お腹は満タン。
   いとまを告げ、いざ山頂へ。
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   …と、登り始めると、"koizumiさん?"
   何とびっくりjinboさんでした。8月の飯豊以来です。
   アウターを新調された様で、見違えました。
   しばし語らい、二ツ箭山での再会を約して。
   
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   峰の辻着。
   かなりの強風、雪霰が混じります。
   一旦降って、山頂へ。
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   山頂直下。強風ですが、何とか凌いで。
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   ちょっと気取って。
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   安達太良山頂から、和尚山。
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   船明神山。
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   胎内岩。
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   矢筈森、鉄山。
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   篭山、勢至平。
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   薬師岳
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   ほぼ強風レベル、何とか行けるかなと牛の背へ。
   振り返って、安達太良山頂。
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   分岐手前から、立っていられぬほどの烈風に。
   耐風姿勢を繰り返しながら、前進。
   雪霰?氷霰?が顔面を連打、決死の覚悟で?ショット。
   沼の平。
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   稜線には、耐風の登山者。
   あまりの烈風に進めません。
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   稜線を離れると、さらにシビアに。
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   ここまで下れば強風レベル。
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   鉄山と語らいながら、てくてく。
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   まだまだ山頂を目指す方が。
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   鉄山と…
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   くろがね小屋にいとまを告げます。
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   渓に降りれば、風も追っては来ません。

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   倦むことなく頌う水の精霊。
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   ばらけても、かけずっても、疲れを知らない…
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   天狗岩。
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   朗らかな秋の晩れ。
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   想恋ノ滝、再び。
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   "しみじみと
   秋がこころにしみいる日は
   怒っても かなしんでも
   しょせんは みずからをみるほかのこころが
   みずからのかたわらにすわり
   かなしみと いかりとささげいつき
   うつくしいおどろきにひざまづいている"
   (八木重吉




   水霊のねぎらいとエ~ルに、
   感謝。
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   無事の下山、
   雪霰、水の精霊の、
   その衷情に
   感謝、感謝。



   Fin