今日(6/27)は、安達太良山へ。
土日月と用事があって動けず、今週は山無しかなぁ~
と、傾きかけましたが、そこは山バカ。
足がくさると心もくさると思い直し、近場へ。
予報は「曇り」。
雨も覚悟で、傘をザックに。
空はアンニュイ。
ゲレンデを離れ、烏川にご挨拶。

勢至平では、空がひらけて来ました。
箕輪山からのエ~ルに応えます。

くろがね小屋へは寄らず、峰の辻へ。

視界が展けると、矢筈森~鉄山。

一歩一歩、懐へと。



峰の辻に到着。

いざ、山頂へ。

安達太良山を…

頂きました。

眺覧、周覧のひと時。
和尚山。

船明神山。

そして、牛の背、鉄山、箕輪山へと続く稜線。

篭山が雲に蔽われそう。

岩陰でカップ麺を~のはずが、
あろうことかガスのヘッドに水をこぼしてしまい、断念。
雨が心配なので、パンで昼餉とし、そそくさと牛の背へ。
沼の平が招きます。

大地の懊悩、
鮮烈なる、創造の痕跡に、感懐。
その響に耳澄ませます。――
"おおくくずしては
すこしくたつる
わがこころのかなしさは
またしんじつそのものへゆくみちのかなしさなり"
(八木重吉)

鉄山へと矢筈森に起つも、…今日は此処まで。

岩塊にいとま。

雲が活発です…

空が、早く帰った方がいいぞいと。

後は、すたこら。




ガスが来る~

と思ったら、
アッという間に一帯は覆われてしまいました。


路傍の花々と愉しく語らいながら、てくてく。




"子貢、友を問う。子曰わく、
忠もて告げて善もて之れを導く。
不可なれば即ち止む。自ずから辱ずかしめらるること無かれ"
とは、論語の一節。
花々が肯います。



無事の下山、
閑歩のひと時、お山の厚情に、
感謝、感謝。
Fin