今日(5/4)は飯豊へ。
冬の間、門が閉ざされる飯豊。
確りとした技量と、
周到な準備を斉えた者にのみ許される世界です。
何ヶ月もの間このお山に登れない、気の塞ぎ、
それを正しく表現する言葉が見つかりません。
春です。
GWは飯豊、いいでに見(まみ)えたい。
・・・貧しい技量を引っさげてのこの習慣は、
原発に、或いは余震にと、諸々の不安に暗鬼して、
”泊まり”を躊躇わせ続けた心に勝り、
”ならば日帰りで”と折り合うことに。
でも”放射能シンドロ~ム”による心身の弛みは歴然、
ましてやツボ足、加えて鈍足、本山ピストンなど論外です。
”いいで”に沐浴し、
思うが儘、お山の懐に遊ばせてもらうだけでいい。
残雪のご機嫌を伺いながら、只管、六時間を目安に上り往き、
切り良く、心が安んじ、満ち足りたなら其処が山頂、
復します。
そんな心積もりで、のんびりと、自由に。
お山はたくさんの恵みを、
この小さな身体一杯に注いでくれました。
感謝です。
*調子に乗って写真を撮りすぎました。
3部作でアップいたします。
川入は御沢、長坂尾根に客となります。
イワウチワが春を讃えて。
新緑がこの辺りまでやさしく侵食?してきました。
下十五里にも柔らかな朝陽が。
お久し振りです。
三国岳が起きてきました。
長坂尾根を、残雪の感触を確めながら、ゆっくりと。
早々とお一人下りて来られました。
遥々、杁差からの縦走とのこと、羨ましい。
天気にも恵まれ、飯豊にご満悦のご様子です。
横峰に起てば、清々しい風が。
ああ、今年もここに来れた・・・。
ここまで来れば、三国岳も貫禄です。
「おう、達者がい」。
七森からの響(こえ)に、しばし、立ち尽くします。
地蔵山も「よく来たな」と。
御前山からも。
そして牛ケ岩山からも。
のんびり休憩終了。まずは地蔵山へ。
気持ち良さそうに。