あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊三国岳/粛然(後篇) 2016年4月9日



  『飯豊三国岳/粛然(前篇)』からの続きです。


  "友よ"、とお山の響。
  お山は笑んで迎えてくれました。
  しばし見合って、語らいのひと時。
  積もる話も、すべてを洞察、心が通います。

  来て、良かった。

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  "それが
  ことによくすみわたった日であるならば
  そして君のこころが
  あまりにもつよく
  説きがたく 
  消しがたく 
  かなしさにうずく日なら
  君は
  この阪路をいつまでものぼりつめて
  あの丘よりも
  もっともっとたかく
  皎皎と のぼってゆきたいとは
  おもわないか "――
   ~八木重吉 


  ながれる、お山の頌歌。
  よろこびが、恵みが、
  うつくしく燦々と貫けている。

  "Grace be with you"、
  白日の、お山の祈りに浴します。
  ありがとう。



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  行が共になった、"相棒"?の仙台の方。
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  そして、筆者。
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  少し遅れて、numataさん。
  聞けば、もう一人、重荷を担いだ人が後続しているとの事。
  誰だろ?
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  あまり長居はできません。
  陽が昇れば上るほど、剣ヶ峰のリスクが増します。
  名残を惜しんで、再々眺覧。感謝!

  櫛ヶ峰~牛首山~大日岳~御西岳。
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  七森、種蒔山、飯豊本山。
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  そして地蔵岳
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  さぁ、下降です。
  
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  やさしく見守る地蔵山。
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  振り返って、一安心?
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  先ほど話にあった"重荷の人"が前方に。誰かなぁ…
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  オ~、何となんと、リョウくんでした!
  元気そうで何より~とよろこべば、そうでもなかったと。
  いろいろと大変だった様子。
  お互い、自愛せねば、お山に嘉せられないよね。
  お大事に。
  
  健爽を祈り、
  また会う日をたのしみに。  
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  ここを、あの重荷で…
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  さて、リョウくんを見送り、ずんずん降ります。
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  七森のエール。
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  核心部を了えて、ホッ。七森が庇ってくれました。
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  地蔵と語らいながら。
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  本山も護ってくれました。
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  地蔵山へと。
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  稜線が遠ざかります。
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  飯豊本山にいとま。
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  横峰が見えて来ました。
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  振り返り、ふりかえりつつ…
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  地蔵山からの親昵のエ~ル。
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  そして七森、三国岳からも。
  "Grace be with you".
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  あとはすたこら。
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  "See you, later". また、来ますね。
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  ずっと見守ってくれた、磐梯山
  ねぎらいとエ~ル。
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  春を讃うイワウチワ。
  ひとすじの気持が、うつくしい。
   
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  森の古老に…
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  そして大白布の沢に、無事の下山を報告。
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  川入へ。
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  雪解け水の濤声、大きなエール、そしてねぎらい。
  感謝。
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  無事の下山、
  粛然の剣ヶ峰、三国岳に、
  そして朗天の山路に
  感謝、感謝、感謝。



  Fin