あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊三国岳/粛然(前篇) 2016年4月9日

  粛然として、三国岳。(地蔵山から)
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  今日(4/9)は、日帰りで飯豊へ、三国岳まで。
  登山口、川入への道が開けたので、さっそく。
  地蔵山、行けたら三国岳まで、の心づもりですが、
  今年の初飯豊、いかにもして大日岳に見(まみ)えたい…。

  剣ヶ峰の状態はあまり良くありませんでしたが、
  たまたま行を同じくした仙台の方と、
  トップを代りながら、ステップを刻み、
  無事、三国岳を頂いて、大日岳に見えることが許されました。
  さらにそのステップを踏んで、numataさんが来頂。
  また下降時には、剣ヶ峰で、重荷を担ぐリョウくんに再会と、
  愉しい、思い出に残る雪稜となりました。
  感謝。
  


  *参考タイム;
  川入集落発06:19~06:38御沢野営場~06:51登山口~
  07:25下十五里~07:52中十五里~09:06横峰~09:35地蔵山
  ~10:36剣ヶ峰~10:58三国岳避難小屋着(休憩)~11:47剣ヶ峰
  ~12:45横峰~13:19中十五里~13:33下十五里~13:53登山口
  ~14:03御沢野営場~14:23川入集落着




  川入集落から先は、道路にやや雪が残り、徒歩。
  日帰り装備で足取り軽く、二十分程で、御沢野営場へ。
  良い天気になりそう。
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  伝えられた通り、
  GWでもこんなに少なくはないぞと思わせる
  雪の少なさ。
  それでも、中十五里が近づく辺りになると、
  雪が繋がりだしました。
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  樹間に三国岳、"ご無沙汰です"。
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  雪の腐りはまぁまぁ、歩きやすい部類?
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  久しぶりの飯豊に、心肺が躍ります。
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  宙の讃歌に唱和しながら。
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  横峰に到着、稜線が展け、峰々の親迎。
  今年もここに来れて、幸せ。
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  地蔵山が、"早く来い"と。
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  今度は仙台の方が先行。
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  鳥からの、うれしい激。
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  地蔵山を頂いて周覧、牛ヶ岩山。
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  対稜に地蔵岳
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  そして草履塚、飯豊本山。
  "お久しぶりです"。
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  七森、三国岳。
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  剣ヶ峰をしたがえ、凛々しい三国岳。
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  体調良し、
  三国岳を目指します。

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  飯豊本山から大きなエール。
  "ありがとう"。
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  七森の絶壁が披け、迎候。
  すでにかなりの箇所で雪崩が発生。
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  お山と言葉を交わしながら。
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  ここで腹ごしらえ、おにぎり1個。
  雪は柔らかく、ステップがしっかり刻めるので、
  このままノーアイゼンで進むことに。
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  トレースを先がけるうれしさ。雪稜には亀裂。
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  見守る七森。
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  一息ついて、地蔵山。
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  素直には雪の上を歩かせてくれません。
  亀裂を避けつつ。
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  亀裂にお伺いをたて、所々、露出の岩場へ。
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  剣ヶ峰に到着。上部に目を凝らせば、――
  護摩壇の脇、今年の勾配は弥増し、おまけに亀裂まで。
  岩場を攀じりましょう。
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  背を押し上げてくれる、地蔵山。
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  いざ。
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  振り返って、ひゃ~。
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  護摩壇、間近。
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  稜線が親しくなりました。
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  護摩壇に直下。
  雪庇の迫力はイマイチ?
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  護摩壇を了ると、目の前は三国小屋。
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  雪庇の優しいねぎらい?に与れば…
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  ふ~っ、大日岳。

  "よぐ、来たな"。
  ―― "はい、ここに"。

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  『飯豊三国岳/粛然(後篇)』に続く。