帰りしな御前坂に大日岳。大きなエ~ルが届きます。
ありがとう。

今日(10/19)は、日帰りで飯豊山へ。
飯豊を只管歩きたくなって、
勇躍、木の根坂に客となりましたが、雲の応接。
意気が上がりませんでしたが、
草履塚で"こころ"の草履を履きかえると?
雲を透かして、お山が現前。
俄然、元気になりました。
月曜日ということもあり、出会ったのは二人。
ひっそりとした飯豊に、
秋深の叙情を愉しむことが許されました。
感謝。
(参考タイム;川入登山者臨時駐車場発03:49~04:22登山口石祠~06:09横峰~07:17剣ヶ峰~07:31三国小屋~08:51切合小屋~09:27草履塚~10:25飯豊本山小屋~10:42飯豊山頂~12:53草履塚~13:14切合小屋~14:25三国小屋~15:31横峰~16:30登山口~16:58川入駐車場着)
川入を発って33分、登山口に到着。
礼してお山に分け入ります。

ヘッデンが要らなくなると、雲が上がります。

地蔵の卷道から、三国岳。
この色合いを如何言い表せばよいのか…。

いざ、剣ヶ峰。

秋深の叙情が漂う、七森の岩壁。

七森沢には新緑と紅葉黄葉が交響しています。

剣ヶ峰直下から、三国岳。

秋陰の稜線に感興。



振り返って、地蔵山。

剣ヶ峰から三国岳。あと少し。

会津は雲陰。

七森沢に舞い降りた陽精。一瞬の煌めき。

三国小屋に到着、おにぎり1個。

目指す先には雲気、雲興、雲陰。

七森東壁の秋容に励まされます。


小さくなった三国小屋。

いつもの岳樺から、丁重なるエ~ル。

種蒔山は雲陰の下。黙々と歩を運ぶだけ。

切合小屋に到着。一息入れましょう。

雲と語らいながら、草履塚。
古風をまねて、"草履"(心の!)を履き替えます…。

するとびっくり仰天、
覆っていた雲容が透かされ、飯豊本山が現前。
一転して意気衝天、足に力が漲ります。



御秘所は雲に洗われながら。

越えれば御前坂の歓待。

宙soraの祝福が、うれしい。

雲の親迎に与ります。

いざ、御前坂。

雲がはらわれ、…

御鏡雪の、親昵こもる挨拶。

あと半分、御前坂。雲のエ~ルに応えます。

一ノ王子から飯豊本山小屋。

飯豊の山頂へまっしぐら。

どかどかと?一歩一歩に圧されて…

雲が退いていきます。

天に統べられて。

振り返って、飯豊本山小屋、一ノ王子。

ダイグラ尾根は草紅葉の合唱で迎えてくれました。

初雪の丁重なる迎候。

山頂が目の前に。

『凛秋/飯豊山(その2)』に続く。