あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/和慈 2015年12月20日

 
  今日(12/20)は、二ツ箭山へ。

  高気圧に見事に覆われ、文句なしの山日和です。
  岩場のテラスには燦々の慈光、
  常連のみなさんの和気あいあいに交ぜて頂き、
  歓談の愉しいひと時に与りました。
  感謝。
  



  柚子が朗朗と迎候。
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  御滝にご挨拶。
  陽精にはじけて応える水の精。
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  水の謙廉…   
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  水の時間に合わせられて…。
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  沢から勾配、山脊に喘いで岩場に直下。 

  "天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわる響。
  宙soraが嘉しています。
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  顧みれば陽彩、きらめきの洋。
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  基部へと攀じって、月山のエ~ル。
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  先行のお方はすいすい、熟達者。
  私は鎖、ロ~プのお世話に。
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  上り了えて、男岩。
  どんと大きなエ~ルを頂戴。
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  女岩を頂けば、光燦。
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  惜しみなく注がれる光寵、
  洋umiはただ、真率をもって応えている…。
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  新約書の主人公は、曰う、
  "天の父は、
  悪人の上にも善人の上にも太陽を上らせ、
  また、
  正しい者の上にも正しくない者の上にも
  雨を降らせてくださる"と。(マタイ五45)

  なのに世界は背を向けて、
  生命を毀ち、蹂躙することに狂奔している。
  
  "いと高き方は、
  恩を知らない者にも悪い者にも情け深いかた"、…
  全世界の忘恩を背負う善意そのものの神がいるのだと
  彼は言っている、切々と。




  寂かに肯いている、月山。 
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  さて、先程の熟達の士。歩き方に山歴が滲みます。
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  何度かお見かけしている常連の方、
  男岩に颯爽とポ~ズ。
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  さてさて岩場のテラスには、
  hondaさん、takagiさん、teradaさん、~
  常連のみなさんの団欒、和気あいあい。大福ほお張り、
  久しぶりに歓談、四方山話と相成りました。
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  本日は"ダブルアクセル"(山中徘徊?2回転半)、
  テラスを辞して、一旦、沢を降ることに。

  修験台から"夫婦岩"。
  唱を合わせる姿が、睦まじい。  
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  水霊に礼して、渓に運歩
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  砕かれて翔逸、水の声。
  陽精と唱を合わせて、"Grace be with you"。
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  〆張り場から勾配に喘いで、稜線へ。
  月山を目指します。
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  月山を頂いて、一息、"夫婦岩"。
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  無邪気な二重唱。
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  さて、周ると、テラスからのお帰り組。
  大病を克服されての一歩一歩は、
  どんなにか愛おしかろうと、お察しします。
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  ふ~ふ~言って、山頂分岐。左に折れれば、岩場は間近。
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  岩場に舞い戻ると?テラスには、
  まったりと時間を愉しんでおられるteradaさんの姿。
  お喋りしながら、"鍋焼きうどん"をズルズル、
  至福のひと時。 
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  阿武隈の頌歌。
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  さて、お腹は満タン。帰りましょう。
  ひと時の寛適をテラスに謝して。
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  男岩の直下を巻いて下降。
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  沢へと起って、水の精と語らいます。
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  ”本当にうつくしい姿
  それはひとすじに流れたものだ
  川のようなものだ”――。
  (八木重吉




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  御滝に礼して、…
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  無事の下山、
  歩運に注がれた和慈に
  感謝、感謝。


  Fin