今日(12/20)は、二ツ箭山へ。
高気圧に見事に覆われ、文句なしの山日和です。
岩場のテラスには燦々の慈光、
常連のみなさんの和気あいあいに交ぜて頂き、
歓談の愉しいひと時に与りました。
感謝。
柚子が朗朗と迎候。

御滝にご挨拶。
陽精にはじけて応える水の精。

水の謙廉…

水の時間に合わせられて…。

沢から勾配、山脊に喘いで岩場に直下。
"天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわる響。
宙soraが嘉しています。

顧みれば陽彩、きらめきの洋。

基部へと攀じって、月山のエ~ル。

先行のお方はすいすい、熟達者。
私は鎖、ロ~プのお世話に。

上り了えて、男岩。
どんと大きなエ~ルを頂戴。

女岩を頂けば、光燦。

惜しみなく注がれる光寵、
洋umiはただ、真率をもって応えている…。

新約書の主人公は、曰う、
"天の父は、
悪人の上にも善人の上にも太陽を上らせ、
また、
正しい者の上にも正しくない者の上にも
雨を降らせてくださる"と。(マタイ五45)
なのに世界は背を向けて、
生命を毀ち、蹂躙することに狂奔している。
"いと高き方は、
恩を知らない者にも悪い者にも情け深いかた"、…
全世界の忘恩を背負う善意そのものの神がいるのだと
彼は言っている、切々と。
寂かに肯いている、月山。

さて、先程の熟達の士。歩き方に山歴が滲みます。

何度かお見かけしている常連の方、
男岩に颯爽とポ~ズ。

さてさて岩場のテラスには、
hondaさん、takagiさん、teradaさん、~
常連のみなさんの団欒、和気あいあい。大福ほお張り、
久しぶりに歓談、四方山話と相成りました。


本日は"ダブルアクセル"(山中徘徊?2回転半)、
テラスを辞して、一旦、沢を降ることに。
修験台から"夫婦岩"。
唱を合わせる姿が、睦まじい。

水霊に礼して、渓に運歩。


砕かれて翔逸、水の声。
陽精と唱を合わせて、"Grace be with you"。

〆張り場から勾配に喘いで、稜線へ。
月山を目指します。

月山を頂いて、一息、"夫婦岩"。

無邪気な二重唱。

さて、周ると、テラスからのお帰り組。
大病を克服されての一歩一歩は、
どんなにか愛おしかろうと、お察しします。

ふ~ふ~言って、山頂分岐。左に折れれば、岩場は間近。

岩場に舞い戻ると?テラスには、
まったりと時間を愉しんでおられるteradaさんの姿。
お喋りしながら、"鍋焼きうどん"をズルズル、
至福のひと時。

阿武隈の頌歌。

さて、お腹は満タン。帰りましょう。
ひと時の寛適をテラスに謝して。


男岩の直下を巻いて下降。

沢へと起って、水の精と語らいます。

”本当にうつくしい姿
それはひとすじに流れたものだ
川のようなものだ”――。
(八木重吉)


御滝に礼して、…

無事の下山、
歩運に注がれた和慈に
感謝、感謝。
Fin