あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/歓愉 2015年12月13日


  今日(12/13)は、二ツ箭山へ。
  冬になると飛来する白鳥のまねび、
  というわけでもないのですが、
  この山は、私の越冬地となっています。

  天気は曇りがちでしたが、
  御滝沢の繊細に、心身は解され、
  テラスに再会もあり、
  愉しいひと時が与えられました、
  感謝。
  


  ご無沙汰です、御滝。
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  水の精と語らいながら、渓に逍遥。
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  〆張り場から勾配、山脊を喘いで、岩場に直下。
  呼ばわる声が透ります、
  "天へ、そして天から生きよ"と。
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  鎖を頼りに?岩場の基部へ。
  月山からのエ~ル。
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  更に攀じって一踏ん張り。女岩に上れば、男岩の堂々。
  "Welcome, my friend".
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  月山と語らう、ひと時。  
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  テラスには常連の方々、"お久しぶりです"。
  しばし歓談、山談義。そして、"鍋焼きうどん"。
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  みなさんを見送り、ゆったりまったり…
  のつもりが雨粒がポタリポタリ。
  急かされ、"稜線軌道"を周ることに。
  ちょっと遅れて秋の宴?
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  月山から、夫婦岩
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  睦まじい二重唱。
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  水の声に呼ばれ、月山新道から再び沢へ。


  "上善如水"、水の精の衷情。

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  "水のおとが きこえる
  水の音のあたりに胸をひたしてゆくと
  ながされてゆくと
  うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる"
  (八木重吉




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  黄葉が秋をもてなしてくれました。
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  水の時間を運歩
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  御滝に砕かれる水、――。
  

  ”ふしぎなのは魂である
  完いたましいは腐れている
  砕けているときのみ魂は完全である"
  とな。(重吉)


  大きなエ~ルをありがとう。

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  無事の下山、
  水の上善、山路の歓愉に
  感謝、感謝。



  Fin