櫛ヶ峰山頂から、磐梯山本峰。
今日(11/22)は、磐梯山へ。
先の週は、鏡沼/林道分岐でリタイア。
今回はワカンにWストックをしっかり装備、
少し繋いで櫛ヶ峰、
其処でお山を拝めればと…。
幸い、先行のトレ~スに恵まれ、
歩が能く運び、
本峰をも頂くことが許されました。
感謝。
(参考タイム:猪苗代スキー場駐車場発07;21~08;39天の庭~09;39鏡沼/赤埴林道分岐~11;17櫛ヶ峰山頂~12;32弘法清水~13;25磐梯山頂~14;00弘法清水~15;54猪苗代スキー場駐車場着)
融雪が進み、
ゲレンデ下部は露わです。
(ちなみに、先週はこんな感じ↓でした)
ゲレンデ上部の雪は半分以下。
先行者のトレースにも援けられ、
足取りはきびきび。
息を調えれば、湖からのエ~ル。
同時に発ったお二人が後続します。
赤埴の山脊に息を荒げると、お山からの
"Take your time".
空は晴れ晴れ、お山は朗朗。
鏡沼/赤埴林道分岐に到着。
先の週、此処まで5時間強を費やしたのが
ウソのようです。
先行の方の踏み跡を、
有難く頂戴します。
いつもの場処で一休み。菓子パン一個。
お山に向かえば、朗暢が沁みてきます。
シナノキの処で一緒になったお二人。
私の第一義は櫛ヶ峰、渋谷分岐でお別れです。
当然の事乍ら?櫛ヶ峰へはトレ~スなし。
携行したワカンを装着します。
お山と言葉を交わせば、
ワカンが弾みます。
火口の縁に起てば、
さやけき、"いいで"からの風。
肯くお山。
応える、櫛ヶ峰。
"いいで"の光が、
周りをあまねく照らします。
大地の懊悩。
ひかりがながれます、
あらゆるものをつらぬいて。
『ふるさとの山のなかに
うずくまったとき
さやかにも 私の悔いは
もえました
あまりにもうつくしい
それの ほのおに
しばし わたしは こしかたの
あやまちを 讃むるようなきもちになった』
(八木 重吉)
櫛ヶ峰の頂きに、親昵かようひと時。
"いいで"からこぼれる笑みに、
浴します。
『後編』に続く。